キャッシュ使用量は、CSG Web GUIのダッシュボードにある「キャッシュ使用量」パネルに表示されます。
図4.5 「キャッシュ使用量」パネルでの情報表示例
キャッシュ使用量が円グラフで表示されます。「メタデータ」、「未転送」、「転送済み」、「未使用」、および「総容量」には、小数点第2位までの値が表示されます。
データストアを定義していない場合、円グラフおよび凡例は表示されません。
項目 | 説明 |
---|---|
メタデータ | ファイルシステム、重複排除・圧縮、データ格納先クラウドプロバイダーなどのデータ管理のためのデータを“メタデータ”と呼び、このメタデータの容量を表示します。 |
未転送 | キャッシュに格納されているデータのうち、クラウドプロバイダーに未転送のデータの総容量を表示します。 |
転送済み | キャッシュに格納されているデータのうち、クラウドプロバイダーへ転送済みのデータの容量を表示します。 |
未使用 | キャッシュ領域として確保されているが、未使用となっている領域の容量を表示します。 |
使用中(%) | キャッシュ領域として確保されている領域のうち、使用量(「メタデータ」、「未転送」、および「転送済み」の合計値)の割合を、パーセントで表示します。 |
総容量 | キャッシュ領域として確保されている領域の大きさを表示します。 |
未転送データ | クラウドプロバイダーに未転送のデータのあり・なしを表示します。 |
転送完了時刻 | 未転送データが「なし」になった時刻を表示します。 |
注意
「転送済み」に表示される値は、「データストア使用量」パネルの「使用中」に表示される値とは異なります。
「転送済み」は、クラウドプロバイダーに転送済みの全データのうち、キャッシュとして保持している一部のデータの容量を指します。
クラウドプロバイダーへのデータ転送は順次行っていますが、断続的にファイルの作成・削除やデータ書出しなどがある場合は、未転送データが「なし」にならないため、転送完了時刻が更新されないときがあります。