図4.1 業務サーバからクラウドプロバイダーへのデータの流れ
バックアップソフトウェアを使用して、業務データをクラウドプロバイダーへバックアップする手順は、以下のとおりです。
バックアップサーバに本製品の共有フォルダをネットワーク接続します。
バックアップソフトウェアのバックアップデータ格納先を、本製品の共有フォルダに設定します。
設定方法は、それぞれのバックアップソフトウェアのマニュアルを参照してください。
バックアップソフトウェアで、バックアップを実行します。
実行方法は、それぞれのバックアップソフトウェアのマニュアルを参照してください。
CSG Web GUIで、クラウドプロバイダーへの転送が完了したことを確認します。
CSG Web GUIのダッシュボードにある「キャッシュ使用量」パネルで、“未転送データ”が“なし”であることを確認してください。
参考
キャッシュを共有するほかのバックアップ処理が存在する場合、すべての転送処理が完了するまで“未転送データ”は“なし”になりません。
注意
本製品は、キャッシュにデータを書き込んだ時点でバックアップソフトウェアに「書込み完了」を返却します。そのため、書込み中にクラウドプロバイダーとの通信に異常が発生しても、書込みは完了します。
ただし、バックアップ処理が読出しを伴う場合、クラウドプロバイダーとの通信異常が3分以上継続すると、エラー終了することがあります。
通信異常によってバックアップ処理がエラー終了した場合は、通信異常の原因を取り除いたあと、バックアップを再実行してください。
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのクラウドバックアップスクリプトと連携したバックアップについては、サポート窓口へ連絡してください。