以下の手順で、CSG Web GUIを起動します。
Webブラウザを立ち上げます。
利用可能なWebブラウザは、「A.3 サポート一覧」を参照してください。
Webブラウザのアドレスバーに、以下のURLを入力します。
https://hostName:portNumber/
hostName には、本製品が動作する仮想マシンのIPアドレスまたはFQDNを指定してください。
portNumber には、「2.5.4.2 HTTPSポート番号設定」で設定したHTTPSのポート番号を指定してください。デフォルトで設定されているHTTPSのポート番号(9856)を変更していない場合は、9856を指定してください。
注意
Webブラウザに指定するURLには、「2.5.4.1 HTTPS通信設定」の「証明書の作成」の作業で[Common Name]に指定したIPアドレスまたはFQDNを入力する必要があります。
以下のように証明書と異なるURLを入力した場合は、証明書の警告が表示されます。これらの警告が表示されないようにするには、URLに指定するIPアドレスまたはFQDNに対応した証明書を作成する必要があります。
FQDNで作成した証明書に対して、IPアドレスを指定したURLでアクセスした場合
IPアドレスで作成した証明書に対して、FQDNを指定したURLでアクセスした場合
本製品が動作する仮想マシンに複数のIPアドレスが存在し、証明書に指定したものと異なるIPアドレスを指定したURLでアクセスした場合
初期ユーザー作成画面が表示されます。
必要な項目を入力し、[完了]ボタンをクリックします。
項目 | 要否 | 説明 |
---|---|---|
名前 | 必須 | ユーザー名を指定します。 |
パスワード | 必須 | パスワードを指定します。 |
ロール | 必須 | ユーザーの権限です。Administrator固定です。 |
メールアドレス | 任意 | 「名前」項目に指定したユーザーのメールアドレスを指定します。 |
説明 | 任意 | 「名前」項目に指定したユーザーの説明を記載します。 |
上記手順を実施したあと、CSG Web GUIのダッシュボードが表示されます。
参照
初期ユーザー作成はCSG REST APIでも可能です。作成方法は、『リファレンスガイド』の「初期ユーザー作成」を参照してください。
注意
CSG Web GUIにログインするには、初期ユーザー作成画面で作成したユーザーとパスワードを使用してください。
ブラウザのURLを強制的に遷移すると、ログイン時に「処理でエラーが発生しました。ログインに失敗しました。すでに同一端末内からログインされています。」が出力される場合があります。
その場合、ログインしたブラウザを再起動してから再度ログインしてください。
ブラウザの設定によっては、ブラウザを再起動したあとも同じメッセージが出力される場合があります。
その場合は、ブラウザのCookieを削除してから再度ログインしてください。
CSG Web GUIを操作した場合、以下のメッセージが表示されることがあります。
st10500001: Internal error occurred.
操作を再実行しても発生する場合は、本製品を再起動したあと、再実行してください。問題が解決しない場合は、調査資料を採取し、サポート窓口に連絡してください。
ポイント
CSG Web GUIを最初に起動した直後のダッシュボードには、以下のグラフが表示されません。
「キャッシュ使用量」パネルの円グラフ
「データストア使用量」パネルの円グラフ
「キャッシュI/O性能」パネルの折れ線グラフ
「クラウド転送性能」パネルの折れ線グラフ
これらのグラフは、データストアを定義して運用を開始した時点で表示されるようになります。