本製品が、各種通信対象と通信できるように、ネットワークを構成します。
単一ネットワーク構成
1つのネットワークですべての通信対象と通信します。
通信対象が本製品と異なるサブネットにある場合、デフォルトゲートウェイの設定が必要です。
複数ネットワーク構成
複数のネットワークで各種通信対象と通信します。
ネットワークごとにルーティングの設定(ゲートウェイの設定)ができるため、通信対象が本製品と異なるサブネットにある場合に設定してください。ただし、デフォルトゲートウェイの設定ができるネットワークは1つだけです。
以下の各種サーバが本製品と異なるサブネットにある場合、これらのサーバとの通信には、デフォルトゲートウェイを設定したネットワークだけを使用できます。
DNSサーバ、NTPサーバ、メールサーバ(SMTPサーバ)、外部認証サーバ(Active Directoryサーバ)
操作端末、業務サーバ、バックアップサーバ、クラウドプロバイダーとの通信には、どのネットワークも使用できます。
ポイント
それぞれのネットワークにはネットワークIDが自動的に付与され、区別されます。
ネットワークIDは、自動生成される整数値となり、変更できません。
注意
ネットワーク構成にかかわらず、DNSサーバとの通信に異常が発生した場合、クラウドプロバイダーのURIの名前解決が失敗するため、クラウドへのデータ転送ができなくなります。