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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

17.8.3 複合機/プリンタの稼働状況出力例

レポートは「概要部」および「詳細部」から構成されています。

「概要部」では月単位の稼働状況情報を出力、「詳細部」では複合機/プリンタ単位に稼働率や消費電力量の実績情報を出力します。

「概要部」および「詳細部」共に、[対象台数]に含まれる複合機/プリンタが、出力値の出力対象となります。

以下では、「概要部」および「詳細部」それぞれについて説明します。

概要部

ファイルとして保存したときの「概要部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

項目名

説明

[富士通ソフトウェア]
(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[会社名称]で設定した情報です。

[捺印欄]

作成したファイルに、捺印するための欄です。ここには、捺印用の欄だけ印刷されるので、自由に使用してください。

[複合機/プリンタの稼働状況レポート]
(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[タイトル]で設定した情報です。

[総台数]

管理台帳で管理している複合機/プリンタの総台数です。

[対象台数]

本レポートの出力対象となる複合機/プリンタの台数です。

[作成者名]

ファイルの作成者です。

[基本情報]タブの[作成者名]で設定した情報です。

[作成日]

ファイルを作成した日です。

[基本情報]タブの[作成日]で設定した情報です。

[対象期間]

出力対象とした月の期間です。

[基本情報]タブの[出力対象]で設定した情報です。

[電気代の概算値]

当月と今年度の電気代、CO2排出量の概算値、消費電力量を出力します。

[消費電力量の参考情報]

前月との比較情報として、以下の情報を出力します。

・消費電力量

・対象台数

・複合機/プリンタ1台に対する平均消費電力量

・平均稼働率

[今年度の稼働時間の推移]

今年度の稼働時間と複合機/プリンタ台数の月ごとの合計を出力します。

前年度の消稼働時間のデータが存在する場合は、あわせて出力します。

[前年との比較]

集計月で設定された月を基準に前年度と今年度の集計値を比較して出力します。今年度は、次回集計月までの予測値もあわせて出力します。

例:
集計月を3月に設定、現在の月が2008年11月。
前年度の期間:2007年4月~2008年3月
今年度の期間:2008年4月~2008年10月
2008年11月~2009年3月(予測値)

予測値の計算方法:
今年度の実績を月平均し、その月平均を残りの月数で掛けた値を予測値とします。

[稼働状況の比率]

当月の複合機/プリンタの稼働時間の比率を出力します。

[稼働台数の割合]

当月の複合機/プリンタの稼働していた台数/していなかった台数の割合を出力します。

[稼働時間の推移]

当月の平均稼働台数と稼働時間を、時間単位の推移としてグラフで出力します。

[コメント]

見解等のコメント入力欄です。

詳細部

ファイルとして保存したときの「詳細部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

項目名

説明

[△]

稼働状況を示します。

△:当月において稼働時間が0hの複合機/プリンタです。

[No.]

出力された情報に割り当てられる番号です。

[IPアドレス/ホスト名]

IPアドレスまたはホスト名です。

[メーカ名]

製造メーカの名称です。

[モデル名]

複合機/プリンタの型名です。

[シリアル番号]

シリアル番号です。

[前月の稼働率]

前月の稼働率です。

(稼働時間)÷(前月の合計時間)から求められます。

[当月の稼働率]

当月の稼働率です。

(稼働時間)÷(当月の経過時間)から求められます。

0%の場合、赤文字で表示されます。

[稼働時間]

当月の稼働時間の合計時間です。

稼働時間に換算されるのは、以下の2つのモードの時間です。

  • 印刷中

  • スタンバイ

全く稼働していなかった場合、赤文字で表示されます。

[省電力時間]

当月の省電力モードで稼働した時間の合計です。

省電力時間に換算されるのは、以下の2つのモードの時間です。

  • 低電力

  • スリープ

[消費電力量]

当月の消費電力量です。

[指定時間中の稼働時間]

指定した時間範囲での稼働時間の合計です。

[オプション]タブで[指定時間に稼働していた複合機/プリンタのみを出力する]にチェックを入れている場合のみ出力されます。

※指定された時間は項目名の上部に表示されます。