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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

17.7.3 消費電力量出力例

レポートは「概要部」、「PC稼働状況」、「消費電力量一覧」、および「詳細部」から構成されています。

以下では、「概要部」、「PC稼働状況」、「消費電力量一覧」、および「詳細部」それぞれについて説明します。

概要部

ファイルとして保存したときの「概要部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

項目名

説明

[F株式会社]

(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[会社名称]で設定した情報です。

[捺印欄]

作成したファイルに、捺印するための欄です。ここには、捺印用の欄だけ印刷されるので、自由に使用してください。

[消費電力量の監査レポート]

(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[タイトル]で設定した情報です。

[対象]

対象とした部門または場所の名称です。

[オプション]タブの[部門名称]または[場所名称]で設定した情報です。

[対象PC台数]

対象とした部門または場所で所有しているPCのうち、CTのバージョンがV14以降で、かつ、当月稼働していたPC台数です。

[作成者名]

ファイルの作成者です。

[基本情報]タブの[作成者名]で設定した情報です。

[作成日]

ファイルを作成した日です。

[基本情報]タブの[作成日]で設定した情報です。

[監査期間]

監査対象とした月の期間です。

[基本情報]タブの[監査期間]で設定した情報です。

[電気代の概算値と削減効果]

電気代、電気代の削減額、CO2の削減量の、当月の概算値と年度累計値をそれぞれ出力します。

[消費電力量の参考情報]

前月との比較情報として、以下の情報を出力します。

  • 消費電力量

  • PC1台に対する平均消費電力量

  • PC台数

  • 基準時間以上稼働しているPCの台数

  • 消費電力量の削減率

[過去3ヶ月の消費電力量]

過去3ヶ月の消費電力量と、PC台数の週ごとの合計を出力します。

[今年度の消費電力量の推移]

今年度の消費電力量と、PC台数の月ごとの合計を出力します。

前年度の消費電力量のデータが存在する場合は、あわせて出力します。

[昨年との比較]

集計月で設定された月を基準に前年度と今年度の集計値を比較して出力します。今年度は、今年度末月までの予測値もあわせて出力します。

例:
集計月を3月に設定、現在月が2008年11月
前年度の期間:2007年4月~2008年3月
今年度の期間:2008年4月~2008年10月
2008年11月~2009年3月(予測値)

予測値の計算方法:

今年度の実績を月平均し、その月平均を残りの月数で掛けた値を予測値とします。

[達成率の低いグループ]

各部門/場所ごとの1台あたりの平均消費電力量で達成率の低い5つの部門/場所を出力します。

[コメント]

見解等のコメント入力欄です。

PC稼働状況

ファイルとして保存したときの「PC稼働状況」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

項目名

説明

[省電力設定]

レポートの対象となる省電力設定の設定名です。

[対象PC台数]

レポートの対象となる省電力設定に設定されているPCで、かつ、当月稼働していた台数です。

[消費電力量のシミュレーション]

消費電力量のシミュレーションした結果を出力します。以下の4パターンの結果を出力します。

  1. 省電力設定を適用しない場合

    PC稼働中は省電力動作していないものとして計算します。

  2. 省電力設定を適用する場合

    現状の実績値がこれに相当します。

  3. 上記“b”かつ、長時間稼働しているPCをなくした場合

    例:稼働時間の判定基準を160hにしている場合

    160h以上稼働しているPCは、全て160hしか稼働していないことして計算します。

  4. 上記“c”かつ、CRTディスプレイをなしとした場合

    CRTディスプレイを液晶ディスプレイに置き換えた場合の消費電力を計算します。CRTディスプレイが1台もない場合、出力される値は“c”と変わりません。

[稼働合計時間の比率]

長時間稼働しているPCの比率を円グラフで出力します。

[24h稼働日数の比率]

24h稼働しているPCの比率を円グラフで出力します。

[PC稼働状況の推移]

指定期間内の24hの平均稼働PC台数と、消費電力量をグラフで出力します。

[達成率の低いグループ]

長時間稼働PC削減の達成率の低い5つの部門/場所を出力します。

消費電力量一覧

ファイルとして保存したときの「消費電力量一覧」は、以下のとおりです。

項目名

説明

[No.]

出力された情報に割り当てられる番号です。

[部門/設置場所]

部門/場所の情報です。

[PC台数]

部門/場所のPCの台数です。

  • [前月]:

    前月に監査の対象となったPC台数です。

  • [当月]:

    当月の監査対象PCの台数です。

[消費電力量]

部門/場所の消費電力量です。

  • [前月]:

    前月の消費電力量です。

  • [当月]:

    当月の消費電力量です。

[1台あたりの消費電力量]

部門/場所の1台あたりの平均消費電力量です。

  • [前月]:

    前月の1台あたりの平均消費電力量です。

  • [当月]:

    当月の1台あたりの平均消費電力量です。

[非消費電力時の消費電力量]

PCの実績から算出した、非省電力時の消費電力量を想定した値です。

[削減量]

当月の消費電力量と非省電力時の消費電力量との差分です。

詳細部

ファイルとして保存したときの「詳細部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

[部門](場所単位指定時は[設置場所])、[関連資産管理番号]、[資産管理番号]の昇順に整列して表示されます。

項目名

説明

[[]または[]

稼働時間の状況を示します。

:未稼働(稼働時間が0h)のPCです。

:長時間稼働(稼働時間が指定時間以上)のPCです。

[No.]

出力された情報に割り当てられる番号です。

[部門]

部門の情報です。

[ユーザー名]

機器を使用するユーザー名です。

[電話番号]

機器を使用するユーザー名の電話番号です。

[資産管理番号]

機器の資産管理番号です。

[設置場所]

機器の設置場所情報です。

[種別]

機器の種別情報です。

[ハードウェア種別]

機器のハードウェア種別情報です。

(デスクトップ/ノート/サーバ/仮想PCの種別を出力します。)

[利用状況]

機器の利用状況です。

[機器名]

機器として利用する名称です。

[収集日時]

情報を登録した日時です。

[固有情報]

[オプション]タブで[固有情報を出力する]をチェックした場合のみ、選択した固有情報を出力します。

[省電力設定]

省電力設定の設定名です。

[監査可/不可]

監査可能か不可能かを出力します。

  • 可能:

    省電力情報が収集でき、監査が可能なPC

  • 不可能:

    CTが省電力情報を未収集(V13.3以前のCTを使用している、他製品連携で取り込んだなど)であるため、監査ができないPC

[前月の消費電力量]

前月の消費電力量です。

[当月の消費電力量]

当月の消費電力量です。

[稼働合計時間]

稼働時間の合計時間です。

[システムスタンバイ時間]

システムスタンバイになっていた合計時間です。

[24h稼働日数]

24h稼働した日の日数です。

注意

CTの[環境設定]画面の「サーバ切替え」タブで設定する「接続サーバ」を、CSまたはDS構築時に指定したホスト名から変更した場合、監査対象外として判定され集計されない場合があります。