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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

15.2 バーコードを作成する

Systemwalker Desktop Patrolで管理されている機器のバーコードを作成する方法について説明します。

作成したバーコードは、機器に貼り付けておき、棚卸時や資産情報確認時にATで読み込むために使用します。

手順

バーコードを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. ACメニューにログオンします。

  2. [棚卸端末との連携]を選択します。

    →以下の画面が表示されます。

  3. [バーコードラベル作成]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

    各項目の説明については、“14.5.1.2 棚卸一覧を確認する”を参照してください。

    また、各ボタンの動作は以下のとおりです。

    項目名

    説明

    [前へ戻る]

    前の画面に戻ります。

    [表示項目の設定]

    画面に表示する項目を設定します。

    詳細については、“表示項目を設定する”を参照してください。

    [印刷対象の抽出]

    バーコードの印刷対象とする機器を抽出します。

    操作については後述します。

    [一括選択]

    画面に表示されたすべての機器について、バーコードの印刷対象または印刷対象外とします。

    [ファイル保存]

    プリンタラベル用紙の販売メーカから提供されているバーコードラベル印刷ツールで読み込み可能なCSVファイル形式で、出力保存します。

    [ラベル印刷]

    印刷対象となっている機器のバーコードを作成します。

    [▼]または[▲]

    項目の整列が行えます。

  4. [印刷対象の抽出]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

  5. バーコードを作成する機器を抽出します。

    以下の情報を設定して、[検索]ボタンをクリックします。

    なお、[資産管理番号]が設定されていない機器、または[資産管理番号]にバーコードシンボル体系のコード39未対応の文字が使用されている機器は抽出できません。バーコードシンボル体系のコード39では、以下の文字だけ利用できます。

    • 半角英字:「A」~「Z」

    • 半角数字:「0」~「9」

    • 半角記号:「-」、「.」、「 」(スペース)、「$」、「/」、「+」、「%」

    項目名

    説明

    [部門]

    部門により抽出するときにチェックし、[部門選択]ボタンをクリックして、抽出する部門を設定します。

    また、[表示範囲]で抽出する範囲を設定します。

    設定できるのは、Systemwalker Desktop Patrolで登録された「部門管理情報」の情報です。

    [設置場所]

    設置場所により抽出するときにチェックして条件を設定します。

    リストの情報は、Systemwalker Desktop Patrolで登録された「ビル管理情報」の情報です。

    [ユーザー名]

    ユーザー名により抽出するときにチェックして、Systemwalker Desktop Patrolから取り込まれた「ユーザー管理情報」と一致する値を設定します。

    [分類]

    分類により抽出するときにチェックして条件を設定します。

    リストの情報は、機器情報として登録されている[分類]の情報です。

    [種別]

    種別により抽出するときにチェックして条件を設定します。

    リストの情報は、機器情報として登録されている[種別]の情報です。

    [利用状況]

    利用状況により抽出するときにチェックして条件を設定します。

    リストの情報は、機器情報として登録されている[利用状況]の情報です。

    [ANDで検索]または[ORで検索]

    設定した条件について、複数の条件をすべて含む[ANDで検索]、または1つ以上の条件を含む[ORで検索]を選択します。

    →条件に一致した機器が表示されます。

  6. バーコードを作成する機器を選択します。

    印刷対象とする機器を選択して、[F12]キーを押します。または、[一括選択]ボタンをクリックします。

    →印刷対象とした機器の行に「●」が表示されます。

  7. バーコードを作成します。

    [ラベル印刷]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

  8. バーコードを印刷します。

    [OK]ボタンをクリックします。

    →選択した機器のバーコードが印刷されます。

    印刷すると、バーコードと一緒に以下の情報も印刷されます。

    • [資産管理番号]

    • [シリアル番号]

    • [モデル名]

    上記情報のうち、[資産管理番号]だけは運用に応じて変更できます。変更方法については、“14.1.6 画面項目名を設定する”を参照してください。

    印刷されたバーコードの規格は、「バーコードシンボル体系のコード39」となります。

    使用するプリンタによっては、プリンタラベル用紙に対して印刷内容がずれる場合があります。その場合は、印刷位置を調整してから印刷してください。

ポイント

プリンタラベル用紙の販売メーカ各社から提供されているバーコードラベル印刷ツールで印刷する場合

プリンタラベル用紙の販売メーカから提供されているバーコードラベル印刷ツールで印刷する場合は、[ラベル印刷]ボタンをクリックせず、手順7以降は以下の手順で行ってください。

  1. [ファイル保存]ボタンをクリックします。
    →以下の画面が表示されます。

  2. ファイル名を入力後、[保存]ボタンをクリックし、ラベル情報(CSVファイル)を保存します。

    このCSVファイルには、選択した印刷対象(「●」が表示された機器)のみを出力します。

    なお、保存されるファイルの形式は、メインメニューの[台帳]-[機器管理]画面から[CSV出力]ボタンをクリックして保存できるファイルと同一形式であり、リファレンスマニュアルの“機器一覧ファイル”となります。

  3. 出力したCSVファイルを、ラベル用紙の販売メーカから提供されているラベル印刷ツールで読み込み、バーコードラベルを印刷してください。なお、印刷するバーコードは、資産管理番号を元に作成する必要があります。ラベル印刷ツールの操作方法については、各ツールの操作マニュアルをご参照ください。