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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

11.1 ディスク消去の流れ

PCのディスクを消去する場合、ディスク消去対象PCを把握し、ハードディスクの消去方法を決定して、グループごとに管理します。

以下に、ディスク消去の全体の流れを示します。

ディスク消去計画

上記流れ図において、「管理者の操作」としてピンクで表示した部分が、ディスク消去計画です。

管理者は、ディスク消去対象となるPCを検索し、ディスク消去対象PCの絞り込みを行います。検索結果をもとにPCをグループ化し、ディスク消去PCグループとして登録します。

ディスク消去実行

上記流れ図において、「クライアントの操作」として水色で表示した部分が、ディスク消去実行です。

ディスク消去対象となったPCを所有する部門の管理者、またはディスク消去対象PCのユーザーが、ハードディスクの消去を行います。

ディスク消去コマンドをダウンロードし、ディスク消去処理用ディスクを作成します。このメディアを使用して、ディスクを消去します。消去されたことを証明するディスク消去レポートをもとに、ディスク消去結果をアップロードします。

ディスク消去実行の詳細については、“運用ガイド クライアント編”を参照してください。

ディスク消去情報管理

上記流れ図において、「管理者の操作」として黄緑色で表示した部分が、ディスク消去情報管理です。

ディスク消去結果のアップロードに失敗した場合、管理者は、該当PCのディスク消去完了設定を行います。

管理者は、全PCのディスク消去が完了し、ディスク消去PCグループが不要になった場合、ディスク消去PCグループを削除します。ディスク消去PCグループの削除では、グループ情報だけ削除されます。

また、ディスク消去対象PCに関する詳細情報は、CSV形式のファイルに出力できます。