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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

5.1.7 ダウングレード権を使用したソフトウェアライセンスを管理する

ダウングレード権とは、以前のバージョンへダウングレードして使用することが出来る権利です。

ダウングレード権を利用してソフトウェアのダウングレードを行った場合は、以下の流れでソフトウェアライセンスを管理します。

以下の例を用いて説明します。

例:ソフトウェアAのライセンスに含まれるダウングレード権を使用して、ソフトウェアBにダウングレードする場合

  1. ソフトウェアベンダとソフトウェアAのライセンス契約を結びます。

  2. 購入したソフトウェアライセンスの契約書を保管します。

  3. 契約したソフトウェアライセンスをSystemwalker Desktop Patrolに定義します。この時、ソフトウェアAとソフトウェアBを1つの定義として登録します。定義方法については、“5.2.1 ライセンス定義を登録する”を参照してください。

  4. “3.”で定義したソフトウェアライセンスを管理するために、ライセンス情報を登録します。ライセンス情報を登録する方法については、“5.3.1.1 保有ライセンスを登録する”を参照してください。この時、[その他付帯条件]の項目にダウングレード権が有ることを明記してください。

  5. ソフトウェアBへダウングレードしたPCに対して保有ライセンスを割り当てます。保有ライセンスの割り当て方法については、“5.3.2 ライセンスを割り当てる”を参照してください。この時、ソフトウェアはソフトウェアBを選択し、“4.”で登録したライセンスを割り当てます。