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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

7.2.2 緊急対処を解除する

セキュリティリスクの問題が解決したクライアント(CT)に対して、緊急対処を解除します。

以下の手順で緊急対処を解除します。

解除コードを生成する

緊急対処の解除コードを生成します。

操作手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. CTリストから緊急対処を解除するクライアント(CT)を右クリックで選択し、コンテキストメニューから[緊急対処]-[解除コード生成]を選択します。

    →[解除コード生成]画面が表示されます。

  3. 解除コードをクライアント(CT)の利用者に連絡します。

    注意

    解除コードは、クライアント(CT)ごとに異なるワンタイムパスワードです。日付が変わると解除コードは変更されます。

    解除コードの生成日と入力日が異なると、緊急対処の解除ができません。その場合、管理者が再度解除コードの生成を行ってください。

    基準時刻はUTCであるため、タイムゾーンが (UTC+09:00) 大阪、札幌、東京 の場合は、AM 9:00に解除コードが変更されます。

緊急対処を解除する

緊急対処の解除は、クライアント(CT)で行います。

操作方法については、“運用ガイド クライアント編”の“緊急対処を解除する”を参照してください。

緊急対処の状況を確認する

緊急対処の状況を確認します。

[状況表示]画面に履歴が存在すると、[状況表示]のコンテキストメニューが活性化され、[状況表示]画面が表示できます。

操作手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. CTリストで、緊急対処の状況を確認するクライアント(CT)を右クリックで選択し、コンテキストメニューから[緊急対処] - [状況表示]を選択します。

    →[状況表示]画面が表示されます。

  3. 表示されている内容を確認します。

    表示される項目は以下の通りです。

    項目名

    説明

    実施日時

    緊急対処関連の動作が行われた日時です。

    状況

    緊急対処の状況です。

    • [緊急対処依頼 開始]:緊急対処を依頼した場合に表示されます。

    • [緊急対処依頼 完了]:クライアント(CT)で緊急対処を実施した場合に表示されます。

    • [緊急対処依頼 解除]:クライアント(CT)で緊急対処解除を実施した場合に表示されます。

    緊急対処依頼方法

    緊急対処依頼を行った方法です。

    • ログビューア:ログビューアにより緊急対処依頼を行いました。

    • 緊急対処ツール:緊急対処ツールにより緊急対処依頼を行いました。

    • iNetSec SF:iNetSec SFにより緊急対処依頼を行いました。

    • Windows Defender:Windows Defenderにより緊急対処依頼を行いました。

    緊急対処設定ポリシー適用

    緊急対処設定ポリシーの適用有無です。

    ○:緊急対処設定ポリシーを適用する。

    ×:緊急対処設定ポリシーを適用しない。

    ネットワーク無効化

    ネットワーク無効化の有無です。

    ○:ネットワークを無効化する。

    ×:ネットワークを無効化しない。

  4. 以下の操作を行います。

    • [クリア]

      確認画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

    • [キャンセル]

      状態表示画面に戻ります。

注意

緊急対処によりネットワーク無効化が行われた場合、[緊急対処依頼 完了]は緊急対処解除後に表示されます。