緊急対処設定では、緊急時にクライアント(CT)での操作を禁止する条件、および採取するログを設定します。
[緊急対処設定]メニューを選択できるのは、システム管理者のみです。
また、3階層構成の場合は統合管理サーバに接続した管理コンソールから設定を行ってください。下位管理サーバに接続した管理コンソールでは、[緊急対処設定]メニューを選択できません。
以下に手順を示します。
[管理コンソール]を起動します。
[動作設定]メニューから[緊急対処設定]を選択します。
→[緊急対処設定]画面が表示されます。
緊急対処設定では、以下の初期値が設定されています。
各ポリシーを設定し、[設定]ボタンをクリックします。
各ポリシーの設定内容については、“2.4.1 端末初期設定を行う”を参照してください。
設定項目 | 初期値 |
---|---|
[ログを採取する操作] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 |
[ファイル操作] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 |
[ウィンドウタイトルフィルタ] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 |
[ウィンドウタイトル画面キャプチャ] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 |
設定項目 | 初期値 | ||
---|---|---|---|
[ログオン] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[アプリケーション] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[デバイス] | [禁止するデバイス] | 以下のチェック状態に設定されています。 ■Wi-Fi接続 ■Bluetooth ■PCカード □PCI ExpressCard デバイスを許可する ■赤外線通信 ■シリアルポート/パラレルポート ■IEEE1394 | |
[ファイル持出し・読み込み] | [ファイル持出しユーティリティ] | 使用不可 | |
[ファイル持出しユーティリティ機能設定] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
暗号化方式の詳細設定] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[Explorer] | [ファイルアクセス制御] | 以下のチェック状態に設定されています。 ・する、■禁止時にメッセージを表示する | |
[読み込み禁止] | 以下のチェック状態に設定されています。 □リムーバブル、□DVD/CD、□ネットワーク | ||
[ポータブルデバイス/イメージングデバイス接続禁止] | 以下のチェック状態に設定されています。 ■ポータブルデバイス、■イメージングデバイス | ||
[詳細設定] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[持出し禁止] | [禁止するドライブ(持出し先)を選択してください。] | 以下のチェック状態に設定されています。 ■A, ■B, □C, ■D, ■E, ■F, ■G, ■H, ■I, ■J, ■K, ■L, ■M, ■N, ■O, ■P, ■Q, ■R, ■S, ■T, ■U, ■V, ■W, ■X, ■Y, ■Z | |
[ドライブ種別指定] | 以下のチェック状態に設定されています。 ■リムーバブル、■DVD/CD、■ネットワーク | ||
[個体識別] | 利用しない | ||
[アラート] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[印刷・PrintScreen] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[メール添付] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[インターネット] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[クリップボード] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[PC使用時間通知] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 | ||
[ログ送信] | 端末初期設定の初期値が設定されています。 |
クライアント(CT)へ緊急対処設定が変更されるタイミングは以下の通りです。
管理コンソールでCTポリシーの[即時更新を行う]ボタンを選択したとき
ポリシー自動取得機能が動作したとき
注意
クライアント(CT)導入直後、緊急対処設定のポリシーが配付される前に緊急対処依頼を行うと、緊急対処設定の初期値が適用されます。