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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.8 運用ガイド
FUJITSU Storage

A.12 TFOConfig.iniパラメーター説明

Storage Clusterコントローラーの設定ファイルとしてサーバノードの以下の場所に格納されています。

エージェントのOS種別

絶対パス名

Windows

$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\TFOConfig.ini
($ENV_DIRは、エージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)

Solaris OS、
Linux

/etc/opt/FJSVssage/TFOConfig.ini

設定ファイルの反映方法

エージェント起動時にファイルを読み込み動作します。

当ファイルの内容を反映するには、エージェントの再起動が必要です。

カスタマイズ

IP

監視対象とするストレージ装置のIPアドレスを指定します。

IPアドレスには、IPv4またはIPv6形式のIPアドレスを記載できます。

1行に1装置分のIPアドレスを指定します。監視対象装置が複数台ある場合は、台数分の行を記載します。

IP=監視対象装置のIPアドレス

注意

  • IPv6アドレスは、グローバルアドレスだけをサポートします。

  • 指定されたIPアドレスの形式が誤っていた場合は、その指定を無視して処理を継続します

  • 同じIPアドレスが指定された場合は、エラーとせずに指定されたIPアドレスを監視対象とします。

  • Storage Clusterコントローラーは、以下のOSが動作するサーバで動作します。

    • Windows (Storage Cruiserエージェントが動作するOSに限ります)

    • Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)

    • Red Hat Enterprise Linux 7 (for Intel64)

    • Red Hat Enterprise Linux 6 (for Intel64)

    • Oracle Solaris 11

    • Oracle Solaris 10

    上記以外のOSでは、本パラメーターの定義を無視します。

設定例

IPアドレスが192.0.2.10と192.0.2.11のストレージ装置を監視対象とする場合
IP=192.0.2.10
IP=192.0.2.11