機能説明
本コマンドは、Open監視サーバと統合監視の運用管理サーバを連携する設定を行います。
「add」オプションを指定した場合、指定したホストを、統合監視の[通信環境定義]-[メッセージ送信先]に追加します。
「rem」オプションを指定した場合は、統合監視のメッセージ送信先から指定したホストを削除します。「add」、「rem」オプションは部門管理サーバのみ有効です。
「off」オプションによって、統合監視との連携機能を強制的に無効とすることができます。「on」オプションによって、統合監視との連携機能を有効に戻すことができます。
本コマンドを使用する場合、連携先ホストの情報は1度に1つしか指定できないため、複数のホストと連携したい場合には複数回このコマンドを実行する必要があります。また、メッセージ送信先として登録できるホストは最大4つまでです。別の連携先を設定したい場合は、「rem」オプションを指定して、メッセージ送信先から一旦ホストを削除してください。
記述形式
swopnlnkdef | -f add -h hostname |
swopnlnkdef | -f rem -h hostname |
swopnlnkdef | -f on |
swopnlnkdef | -f off |
swopnlnkdef | -f inf |
オプション
Open監視サーバの連携先となる運用管理サーバを、部門管理サーバの[通信環境定義]-[メッセージ送信先]に登録します。接続方法は「必要時接続」です。
部門管理サーバがインストールされたOpen監視サーバで実行可能です。
Open監視サーバの連携先となる運用管理サーバを、部門管理サーバの[通信環境定義]の[メッセージ送信先]から削除します。
部門管理サーバがインストールされたOpen監視サーバで実行可能です。
統合監視との連携機能を有効にします。デフォルトは有効です。
運用管理サーバがインストールされたOpen監視サーバまたは部門管理サーバがインストールされたOpen監視サーバで実行する場合に実行可能です。
統合監視との連携機能を無効にします。
運用管理サーバがインストールされたOpen監視サーバまたは部門管理サーバがインストールされたOpen監視サーバで実行する場合に実行可能です。
連携機能のon/off情報を表示します。
部門管理サーバがインストールされたOpen監視サーバの場合、統合監視の[通信環境定義]の[メッセージ送信先]に設定されている連携先の運用管理サーバの情報を同時に表示します。
登録または削除する連携先の運用管理サーバのホスト名、またはIPアドレスを指定します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Linux | /opt/FJSVswopn/bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバがインストールされたOpen監視サーバまたは部門管理サーバがインストールされたOpen監視サーバで実行可能です。
注意事項
「add」オプションまたは「rem」オプションを指定して本コマンドを実行する場合は、コマンドを実行するシステムに接続する[通信環境定義]ウィンドウを閉じている必要があります。
「add」オプションまたは「rem」オプションによって、メッセージ送信先の追加/削除を行った場合は、Systemwalker Centric Managerの統合監視を再起動したあと、統合監視のopaconstatコマンドを実行して、接続構成を連携先の運用管理サーバに通知する必要があります。
統合監視のサービス/デーモンを再起動する方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。
opaconstatコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“opaconstat(接続構成登録/削除/表示コマンド)”を参照してください。