Open監視を使用する場合および統合監視と連携する場合の運用形態について説明します。
ここでは、システム利用部門単位で業務システムを個別監視する管理者を「テナント管理者」として説明します。
小規模なシステムの場合
管理対象の数が比較的小規模(数十台程度)なシステムの運用形態です。
Open監視サーバから直接Open監視エージェントを管理します。
大規模システムの場合
管理台数が多い(数千台規模)システムの運用形態です。
Open監視サーバの配下にOpen監視プロキシを設置することにより、Open監視サーバの負荷を分散させることができます。
Linux上で運用されている運用管理サーバと連携する場合
統合監視の運用管理サーバと同一のLinux上に、Open監視サーバをインストールします。
この運用形態では、Open監視と統合監視を連携することができます。統合監視と連携することで、統合監視の画面上でOpen監視から発行されたイベントを管理することができます。
WindowsまたはSolaris上で運用されている運用管理サーバと連携する場合
統合監視の運用管理サーバとは別のLinux上に、Open監視サーバと、統合監視の部門管理サーバをインストールします。
この運用形態では、「Linux上で運用されている運用管理サーバと連携する場合」と同様に、統合監視の画面上でOpen監視から発行されたイベントを管理することができます。