ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.6.1 [Ctrl+Alt+Del]キー

本機能は、リモート操作の対象となるコンピュータのOSにより動作が異なります。

注意

エキスパート同士のセッションで、相手のエキスパートが「[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる」設定になっていない場合、そのエキスパートに[Ctrl+Alt+Del]キーを送信することはできません。その場合、[Ctrl+Alt+Del]キーの送信コマンドは淡色表示されます。
「[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる」設定の詳細については“Live Help Expertの設定の変更”-“セキュリティの設定”-“[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる”を参照してください。


Windows(R)のログオン画面で[Ctrl+Alt+Del]キーを送信し、ログオンすることができます。また、ログオン後に[Ctrl+Alt+Del]キーを送信することもできます。

注意

  • 接続先が以下のOSの場合、接続先でソフトウェアのSecure Attention Sequenceを有効にしておく必要があります。

    • Windows Vista以降

    • Windows Server 2008以降

  • 設定方法は以下の通りです。

    1. [スタート]メニューまたは[アプリ画面]の[ファイル名を指定して実行]から“gpedit.msc”を実行します。

    2. [ローカル グループ ポリシー エディター]画面で、[コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[Windows ログオンのオプション]を選択し、右側の画面の[ソフトウェアの Secure Attention Sequenceを無効または有効にする]をダブルクリックします。

    3. [ソフトウェアの Secure Attention Sequence を無効または有効にする]画面で、[有効]ラジオボタンをチェックし、画面左下のプルダウンメニューから[サービス]または[サービスとコンピューターの簡単操作アプリケーション]のいずれかを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    4. [ローカル グループ ポリシー エディター]画面で、[ファイル]-[終了]をクリックします。

接続先がSystemwalker Centric Manager V15.0.1以前のリモート操作クライアント / Systemwalker Desktop Patrol V15.0.1以前のリモート操作クライアント / Systemwalker Live Help Client V13.6.1以前の場合、以下のOSに対してこの機能は利用できません。

ログオン画面で[Ctrl+Alt+Del]キーの入力が必要な場合は、以下の方法でスクリーンキーボードを起動して、キー入力してください。スクリーンキーボードについての詳細は、お使いのWindows(R)のヘルプを参照してください。

  1. ログオン画面の左下にある[コンピュータの簡単操作]ボタンをクリックします。

  2. [コンピュータの簡単操作]画面で[キーボードを使用せずに入力する]にチェックを入れます。

  3. [OK]ボタンを選択します。
    画面上にスクリーンキーボードが表示されます。

注意

  • ログオン画面以外の場合(デスクトップ画面が表示されている場合)は、スクリーンキーボードで[Ctrl+Alt+Del]キーを入力しても、入力は無視されます。これはWindows Vista以降 / Windows Server 2008以降の仕様です。

  • Windows Vista以降 / Windows Server 2008以降で[ユーザー アカウント制御](UAC)機能が無効になっている(Windows 7以降 / Windows Server 2008 R2以降では、「通知しない」が設定されている)場合、OSのスクリーンキーボードから[Ctrl+Alt+Del]キーを入力することはできません。これはWindows Vista以降 / Windows Server 2008以降のOSの仕様です。
    そのため、[ユーザー アカウント制御](UAC)機能が無効になっているWindows Vista以降 / Windows Server 2008以降に、Live Help Expert からリモート操作で[Ctrl+Alt+Del]キーを入力してログオンすることはできません。
    Windows Vista以降 / Windows Server 2008以降にリモート操作でログオンするためには、以下のいずれかの設定に変更してください。

    • [ユーザー アカウント制御](UAC)の機能を有効にする。

    • ユーザがログオンするときに[Ctrl+Alt+Del]キーを入力する設定をオフにする。

参考

以下の手順で、ユーザがログオンするときに[Ctrl+Alt+Del]キーを入力する設定をオフにすることができます。

  1. コントロールパネルの管理ツールから、以下のいずれかを開きます。

    • ドメイン コントローラ セキュリティ ポリシー

    • ドメイン セキュリティ ポリシー

    • ローカル セキュリティ ポリシー

  2. [ローカル ポリシー]の[セキュリティ オプション]から[対話型ログオン: Ctrl + Alt + Del を必要としない]のオプションを開きます。

  3. セキュリティの設定を「有効」に変更します。

詳細は、お使いのWindows(R)のマニュアルを参照してください。