動作OS、および各機能使用時に前提としているソフトウェアや関連するソフトウェアについて説明します。
“Systemwalker Centric Manager 必須パッケージ【Linux】”に記載されているパッケージがインストールされている必要があります。
Solaris 10の場合
日本語版では以下のパッケージがインストールされている必要があります。
SUNWjfpu
Solaris 11の場合
日本語版では以下のパッケージがインストールされている必要があります。
system/locale/extra
system/library/iconv/extra
system/library/iconv/unicode
Systemwalker Centric Manager動作時の必須ソフトウェアについて説明します。
再頒布可能パッケージ「Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable」は、Systemwalker Centric Managerの動作に必要なソフトウェアとなります。
Systemwalker Centric Managerがインストールされている場合には、アンインストールしないよう注意してください。
Systemwalker Webコンソールを使用する場合、Systemwalker Webコンソールを使用する側に以下のどれかのソフトウェアが必要です。
インターネットでSystemwalker Webコンソールを使用して監視する場合、DMZ内にリバースプロキシが必要です。以下の製品のHTTPアプリケーションゲートウェイ機能(リバース機能)を使用してください。
Interstage Application Server
WWWブラウザが必要です。以下に示すWWWブラウザが使用できます。
Internet Explorer 11
firefox (Systemwalker Webコンソール(互換)の場合のみ)【Solaris版/Linux版】
Systemwalker Webコンソール(互換)の操作を行う場合は、画面の解像度を1280×1024ピクセル(SXGA)以上で表示してください。
WWWブラウザを起動する画面(Systemwalker Webコンソール(互換)を除く)の解像度は1024×768ピクセル(XGA)以上で表示してください。
Windows用の資源の場合
資源を登録するシステムにCOMPRESS.EXEが必要です。COMPRESS.EXEは、以下の書籍に同梱されています。
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Serverリソースキット |
Linux用の資源の場合
資源を登録するシステムと適用するシステムの両方に圧縮/解凍ユーティリティ(ncompressパッケージ)パッケージが必要です。
モバイル端末に必要なOSについては、携帯端末クライアントのソフトウェア説明書およびマニュアルを参照してください。
トラップの監視、MIB監視の監視対象となるノードでは、以下が動作している必要があります。
使用する監視機能 | 必須機能 |
---|---|
トラップの監視、MIB監視を使用したネットワーク/システムの障害の監視 | SNMPエージェント |
ネットワーク性能の監視 | MIBIIをサポートするSNMPエージェント |
システム性能の監視 | SNMPエージェント |
サーバ性能監視機能で使用するソフトウェア
HP-UX版、AIX版でサーバ性能監視を行う場合は、以下のソフトウェアが必要です。
OS | ソフトウェア、パッケージ | |
---|---|---|
HP-UX版 | HP-UX 11i Version 1 | |
AIX版 | AIX4.3~AIX4.3.2 | perfagent.tools |
AIX4.3.3~ | bos.perf.tools |
上記ソフトウェアをインストールしない場合、以下の項目を監視できません。また、上記ソフトウェアをインストールしない場合、性能値は常に「0」となります。
AIX版
実メモリ使用率
HP-UX版
HD待ち要求数
管理者への通知(アクション定義)
必要なハードウェア資源の“管理者への通知(アクション定義)”を参照してください。
以下のパッケージが必要になります。インストールされていない場合は、インストールしてください。
OS | パッケージ |
---|---|
Solaris 10 以前 | SUNWaccu SUNWesu |
Solaris 11 以降 | system/accounting/legacy-accounting system/xopen/xcu4 |
監視サーバと被監視システム間の通信のために必要となるソフトウェアは以下のとおりです(OSのインストール媒体に含まれているソフトウェア、サービスを使用してください)。
監視サーバ | 被監視システム | 通信方式 | 監視サーバへの導入必要性 | 被監視システムへの導入必要性 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TELNETクライアント | SSHサーバ | WMIクライアント | FTPサーバ | TELNETサーバ | SSHサーバ | WMIサービス | FTPクライアント | |||
UNIX | UNIX | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
Windows | Windows | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
WMI | - | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
UNIX | Windows | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
Windows | UNIX | TELNET | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | - |
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - | ||
TELNET | 必要 | - | - | 必要 | 必要 | - | - | 必要 | ||
SSH | - | 必要 | - | - | - | 必要 | - | - |
Windowsシステムにおいて、SSH通信する場合は、必ず以下のソフトウェアが必要です。
SSH V2.0以上
SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH(cygwin OpenSSH V1.7以上)をインストールしてください。
なお、被監視システムがNano Serverの場合は、SSH通信は利用できません。
UNIXシステムにおいて、SSH通信する場合は、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要となる場合があります。
SSH V2.0以上
Solaris 9、Solaris 10、Linuxの場合は、OSの標準機能としてインストールされています。SSHがインストールされていない環境では、OpenSSH、OpenSSLをインストールしてください。HP-UX、AIXの場合、ベンダーより入手してください。
Windowsシステムにおいて、WMI通信する場合は、OSのバージョンによって以下のソフトウェアが必要です。
WMI SDK 1.5
Windows XP以降の場合は、OSの標準機能としてWMIがインストールされています。WMIがインストールされていない環境では、WMI SDKをインストールしてください。
FTP通信する場合はOSにより以下のソフトウェアが必要です。
【Windows】
IISの「FTP (File Transfer Protocol) サービス」(Windows Server 2003)、「FTP Publishing Serviceサービス」(Windows Server 2008)、「FTPサービス」(Windows Server 2012以降)をインストールしてください。
OSがWindows Server 2008で、かつIPv6で通信を行う場合は、FTP 7.5 for IIS 7をインストールしてください。
【Linux】
vsftpdをインストールしてください。
【Solaris】
SUNWftpr(Solaris 10)、SUNWftpu (Solaris 10)、service/network/ftp(Solaris 11)をインストールしてください。
性能監視機能によりSolarisサーバのサーバ性能を監視する場合には、Solarisサーバに以下のパッケージがインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、インストールしてください。
OS | パッケージ |
---|---|
Solaris 10以前 | SUNWaccu |
Solaris 11以降 | system/accounting/legacy-accounting |
サーバの電源を制御する場合
必要なハードウェア資源の“リモートからの復旧操作”の“サーバの電源制御”を参照してください。
必要なハードウェア資源の“管理者への通知(アクション定義)”を参照してください。
レポーティング
性能情報の収集対象となるノードに必要な環境を示します。
MIBIIをサポートするSNMPエージェント
RMON-MIBをサポートするSNMPエージェント(RMONとして監視する場合)
また、部門管理サーバから収集ログを転送するために、運用管理サーバにはFTPサーバが必要です。
レポーティング
性能情報の収集対象となるノードでは、SNMPエージェントおよびSystemwalker Centric Managerの性能監視拡張エージェントの機能が動作している必要があります。性能情報の収集対象は、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバです。
対象となるクラスタシステムを以下に示します。
【Windows】
以下に含まれるMicrosoft(R) Fail Over Clustering
Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Datacenter(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2019 Standard(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Datacenter(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2016 Standard(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter(注)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard(注)
注)以下のコンポーネントを追加インストールしてください。
FailoverCluster-AutomationServer
FailoverCluster-CmdInterface
【Linux】
PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.6まで
PRIMECLUSTER HA Server 4.6まで
PRIMECLUSTER Clustering Base 4.6まで
【Solaris】
PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.1A40/4.2A00/4.3A10/4.3A20
PRIMECLUSTER HA Server 4.1A40/4.2A00/4.3A10/4.3A20
PRIMECLUSTER Clustering Base 4.1A40/4.2A00/4.3A10/4.3A20
Oracle Solaris Cluster 3.3/4.1
【HP-UX】
HP ServiceGuard 11.18 ~ 11.20
【AIX】
PowerHA SystemMirror 6.1/7.1
対象となるLAN二重化製品を以下に示します。
PRIMECLUSTER GL 4.6まで
「イベントコリレーション定義」をEvent Designerで変更/参照する場合、以下に示すMicrosoft Excelが必要です。
Microsoft Excel 2010(32ビット版)
Microsoft Excel 2013(32ビット版)
Microsoft Excel 2016(32ビット版)
Microsoft Excel 2019(32ビット版)
Event Designerは、イベント監視の条件定義をCSVファイル形式で簡単に変更することができるツールです。
アクションを実行する条件としてカレンダの運用日/休日を指定する場合には、Systemwalker Operation Managerが必要です。Windows(64bit)版の場合は、V13.4.0以降のSystemwalker Operation Managerが必要です。Linux for Intel64版の場合は、V13.4.0以降のSystemwalker Operation Managerが必要です。
ソフトウェア修正管理機能を使用して修正情報を管理する場合、最新のUpdateAdvisor(ミドルウェア)が必要です。
UpdateAdvisor(ミドルウェア)の導入方法については、アップデートサイトの公開ホームページの機種別メニューから参照できる「<ミドルウェア>」項目の「UpdateAdvisor(ミドルウェア)をご利用にあたって」を参照してください。
コンソール操作制御でSMARTACCESSと連携して認証装置を使用する場合は、以下のどちらかのソフトウェアが必要です。
SMARTACCESS/Basic(ハードの添付ソフトウェア)
SMARTACCESS/Premium V5.5まで
ICカード(Felica方式)、静脈認証を使用する場合に必要です。
運用管理サーバでは、SMARTACCESSと連携することはできません。
監査ログ分析機能を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。
運用管理サーバの場合
Windows版の場合
Windows(64bit)版 Interstage Navigator Server Standard Edition V9.2以降または
Windows(64bit)版 Interstage Navigator Server Enterprise Edition V9.2以降
Solaris版の場合
Solaris版 Interstage Navigator Server Standard Edition V9.1以降または
Solaris版 Interstage Navigator Server Enterprise Edition V9.1以降
Linux版の場合
Linux for Intel64版 Interstage Navigator Server Enterprise Edition V9.2以降
運用管理クライアントの場合
Interstage Navigator Server Standard Edition V9.0以降または
Interstage Navigator Server Enterprise Edition V9.0以降
Systemwalker Centric ManagerのVM運用で使用できるソフトウェアを以下に示します。
VM製品 | |
---|---|
PRIMEQUEST | PRIMEQUEST 仮想マシン機能 |
PRIMERGY | VMware(R) vSphere 6 Enterprise Plus/Standard (注1) |
Windows Server 2012 の Hyper-V (注2) (注3) Windows Server 2016 の Hyper-V (注2) (注3) Windows Server 2019 の Hyper-V (注2) (注3) | |
Linux Virtual Machine 機能 |
以下のVMwareの機能を使用する場合は、定期的にSystemwalker Centric Managerをバックアップしてください。
HA (VMware vSphere High Availability)
DR (VMware vCenter Site Recovery Manager)
運用管理サーバをクローニングする場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“IPアドレスの変更/ホスト名の変更”の手順を実施する必要があります。
VMware ESXi 6.5以降において、仮想ホストと仮想マシンの関係を検出して作成する監視マップ(仮想マシンの監視マップ)は作成できません。
運用管理サーバのライブマイグレーション、クイックマイグレーション、およびフェールオーバーは停止中のみ動作可能です。
Hyper-V レプリカは未サポートです。
インポート/エクスポートはIPアドレスやホスト名が変更される場合、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“IPアドレスの変更/ホスト名の変更”の手順を実施する必要があります。
Hyper-V第2世代の仮想環境ではリモート操作機能が利用できません。リモート操作機能を利用する場合はHyper-V第1世代の仮想環境を作成してください。
VMwareの監視マップを作成する場合に必要なソフトウェアを以下に示します。
Apache Axis(1.x) 1.4以降
VMware vSphere Web Services SDK 4.0以降
Systemwalker共通ユーザー管理機能を利用する場合に必要なソフトウェアについては、“Systemwalker 共通ユーザー管理/Systemwalker シングル・サインオン使用手引書”を参照してください。