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Systemwalker Centric Manager リリース情報
FUJITSU Software

2.23.35 グローバルサーバの監視についての非互換項目【GEE】

以下の流れをすべて満たす条件において、グローバルサーバへのリモートコマンド投入の動作が変更されました。

  1. Systemwalker Centric ManagerとグローバルサーバのMC/FSOCKETが接続している状態である。

  2. Systemwalkerコンソールのリモートコマンド画面からグローバルサーバへコマンドを投入する。

  3. 2.のコマンドをSystemwalker Centric Managerからグローバルサーバに送信する前に、何らかの異常発生(※)によりコマンドが送信されず、コマンド応答がない状態となる。
    ※ TCP/IP層で検知できない異常発生が条件です。以下のような要因が考えられます。

    • グローバルサーバの強制停止

    • グローバルサーバのシステムダウン

  4. グローバルサーバを再起動する。またはグローバルサーバ上のMC/FSOCKETを再起動して通信の異常を復旧する。

  5. Systemwalker Centric Managerのリモートコマンド画面からグローバルサーバに対してコマンドを投入する。

V15.2.1以前】

復旧操作(前述4.)の後、異常発生前にSystemwalkerコンソールのリモートコマンド画面から投入したコマンド(前述2.)が、実行されます。

復旧操作後に投入されたコマンド(前述5.)は、グローバルサーバ側で破棄され、実行されません。

V15.3.0以降】

復旧操作(前述4.)の後、異常発生前にSystemwalkerコンソールのリモートコマンド画面から投入したコマンド(前述2.)は、実行されません。

この時、リモートコマンド結果画面に以下のメッセージが表示されます。

「コマンド発行先システムと接続されていません」

復旧操作後に投入されたコマンド(前述5.)は、問題なく実行されます。