資源配付について、以下の非互換があります。
「仮想ノードへのローリングアップデート」の機能が使用できなくなりました。
仮想ノードを構成する実ノードに、個別に資源の配付及び適用を実施してください。
資源配付機能のコマンドの動作に変更があります。
drmsrqst(ロードバランサ連携コマンド)がdrmsrqst(資源の適用指示コマンド)になり、指定できるオペランドが変更されます。
コマンド名:drmsrqst(ロードバランサ連携コマンド)
オプション:-Qオプション、および、-Cが指定できます。
コマンド名:drmsrqst(資源の適用指示コマンド)
オプション:-Qオプション、および、-Cが指定できません。
-Qオプションおよび-Cオプションを使用している場合は、オプションを使用しないようにしてください。
また、仮想ノードを構成する実ノードに、個別に資源の配付及び適用を実施できる契機でコマンドを実行してください。
資源配付のownの定義が以下の条件にすべて一致したサーバにおいて、資源配付機能が通信に利用する自サーバのIPアドレスに変更があります。【Windows版】
資源配付のownに定義されているノード名が完全修飾ドメイン名である。
コンピュータ名と、完全修飾ドメイン名のホスト名部分が同じである。
以下のすべてに一致するIPアドレスで通信します。
コンピュータ名を元にOSからIPアドレスを取得した結果のうち、ループバックアドレスを除いたもの。
IPアドレスからホスト名に逆変換し、コンピュータ名と一致したもの。
最初に取得できたIPアドレス。
以下のすべてに一致するIPアドレスで通信します。
完全修飾ドメイン名を元にOSからIPアドレスを取得した結果のうち、ループバックアドレスを除いたもの。
最初に取得できたIPアドレス。