対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V15.3.0 以降
Linux版:V15.3.0 以降
確認ポイント
収集対象のログファイルがテキストログ、かつ、複数ファイル指定で収集されていますか。
また、前回収集時に最後に収集したログデータ(以降、最終収集ログデータと呼びます)が、収集対象のログファイルに残っていますか。
収集対象のログファイルがテキストログ、かつ、複数ファイル指定で収集されている場合、最終収集ログデータが収集対象のログファイルから無くなると、収集済のログデータなのか、出力されたログデータなのかが判断できない状態となり、ログデータが一部重複収集される場合があります。
対処方法
重複収集されないようにするためには、以下の手順を実施してください。
最終収集ログデータが無くなる前に、ログを収集する運用になっていることを確認します。
最終収集ログデータが無くなった後に収集した場合は、ログデータが一部収集されなくなります。
レジストリを修正します。
レジストリの修正内容は、下記のとおりです。
HKEY_LOCAL_MACHINE\\SOFTWARE\\Fujitsu\\MpWalker\\CurrentVersion\\MpAtm
[キー名]の配下に以下のデータを追加します。
・名前 :SameTimestampOption
・種類 :REG_DWORD
・データ:1
元に戻す場合は、追加したデータを削除します。
最終収集ログデータが無くなる前に、ログを収集する運用になっていることを確認します。
最終収集ログデータが無くなった後に収集した場合は、ログデータが一部収集されなくなります。
定義ファイルに「SAMETIMESTAMPOPTION=1」の行を追加してください。
なお、「SAMETIMESTAMPOPTION」に1以外を指定した場合は無効となります。
/etc/opt/FJSVmpatm/data/mpatmpro.ini
【修正前】
[PRODUCT] |
【修正後】
[PRODUCT] |
元に戻す場合は、追加した「SAMETIMESTAMPOPTION=1」の行を削除してください。