ページの先頭行へ戻る
Interstage Shunsaku Data Manager V9.0.6 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

11.1 C APIの概要

C APIとは、C言語で作成したアプリケーションからShunsakuのデータ操作を行うためのインタフェースです。

C APIを使用したアプリケーションは、コネクションハンドルを作成してShunsakuに接続し、データ操作ハンドルを作成して検索および更新を実行します。


C APIの概要について以下の図に示します。


図11.1 C APIの概要


上記のように、C APIのハンドルはコネクションハンドルおよびデータ操作ハンドルの2種類があります。


表11.1 C APIのハンドル一覧

ハンドル

概要

作成単位

コネクションハンドル

コネクションの確立または切断の操作を行います。

コネクションごとに作成します。

データ操作ハンドル

データの検索およびデータの更新を実行し、検索した結果を保持します。

データの操作ごとに作成します。


2種類のハンドルは、親子関係を持っています。データ操作ハンドルは、コネクションハンドルを元に割り当てます。コネクションハンドルを解放すると、データ操作ハンドルも解放されます。


図11.2 コネクションハンドルとデータ操作ハンドルの関係