ダイレクト削除またはダイレクト更新を使用したデータの削除および更新処理について説明します。
ダイレクトアクセスキーと削除または更新データを指定して、ダイレクト削除またはダイレクト更新APIを発行します。
ダイレクト削除またはダイレクト更新は、以下に示した2つの条件を満たしているときにご利用ください。
削除または更新するデータの内容が判明している場合
アプリケーションを単独で実行する場合(アプリケーションの多重実行が発生しない環境)
処理の流れ
ダイレクト削除またはダイレクト更新の流れについて以下の図に示します。
図6.17 ダイレクト削除またはダイレクト更新の流れ
データ操作の効果
通常のレコードIDによるデータ操作と比較してダイレクト削除・ダイレクト更新を使用したデータ操作の効果について、以下に示します。
図6.18 ダイレクト削除・ダイレクト更新を使用したデータ操作の効果
ダイレクト削除またはダイレクト更新では、事前のレコードIDによるデータ検索処理が不要なので、より高速に処理を実行することができます。