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Interstage Shunsaku Data Manager V9.0.6 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

6.2.1 ダイレクトアクセスキー定義ファイルの作成

ダイレクトアクセスキー定義ファイルは、XML文書中に存在する一意性が保証された要素ノードをテキスト式または属性式で指定し、ダイレクトアクセスキー名と対応づけるファイルです。

ダイレクトアクセスキー定義ファイルの内容は、以下の形式で記述してください。


図6.2 ダイレクトアクセスキー定義ファイルの定義


参照


ダイレクトアクセスキー定義ファイルを変更した場合は、Shunsakuシステムを再起動してください。


以下に、ダイレクトアクセスキー定義ファイルの指定方法について、説明します。


注意

  • ダイレクトアクセスキー定義ファイルは、director用動作環境ファイルと同時にバックアップする必要があります。

  • ダイレクトアクセス機能を使用する場合には、directorがダイレクトアクセスキー情報をメモリ上に展開するため、ディレクタサーバにおける使用メモリ量が増加します。
    このため、directorのメモリ使用量を見積もり、Shunsakuシステムの構成を設計する必要があります。
    directorのメモリ使用量の見積りの詳細については、“導入・運用ガイド”の“資源の見積り”を参照してください。

  • Shunsakuでは、ダイレクトアクセスキーの一意性チェックは行いません。ダイレクトアクセスキーの一意性が保証されていない場合、同じダイレクトアクセスキーを要素ノードに持つすべてのXML文書が操作対象になるので、注意してください。


以下にダイレクトアクセスキー定義ファイルの例を記述します。

# ダイレクトアクセスキー定義ファイル
key1 /doc/news/day/text(),/doc/news/number/text()

注意

テキスト式で指定したテキストノードまたは属性式で指定した属性ノードが同一文書中に複数存在する場合は、先頭のテキストノードの値または属性ノードの値を利用します。以下の場合、先頭のデータだけがアクセスの対象になり、それ以降のデータはアクセス対象外です。