機能説明
本コマンドは、実行したPC上でBitLocker回復パスワードを出力します。
記述形式
SWDTP_bitlocker.exe | {/s部門コード|/cPC名} /o出力ファイル名 |
オプション
出力対象となる部門コードを指定してください。未配置の場合は空文字列を指定してください。
出力対象となるPC名を指定してください。
出力するファイル名(拡張子を含む)を指定してください。拡張子は“.csv”としてください。
出力ファイルは絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。また、文字列長は、引用符を除いて、全角125文字、半角250文字以内にしてください。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
CSのインストールディレクトリ\bnserv\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
本コマンドはCSで実行する必要があります。
注意事項
出力ファイルがすでに存在する場合は、上書き(出力する情報が存在する場合)または削除(出力する情報が存在しない場合)します。以前に作成したファイルが必要な場合は、コマンド実行前に名前を変更するか、別の場所へ移動してください。
使用例
部門コードA001配下のPCのBitLocker回復パスワードをファイルC:\work\recoverykeys.csvに作成
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\SWDTP_bitlocker.exe" /sA001 /oC:\work\recoverykeys.csv |
PC名PC001のBitLocker回復パスワードをファイルC:\work\recoverykey.csvに作成
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\SWDTP_bitlocker.exe" /cPC001 /oC:\work\recoverykey.csv |
実行結果/出力形式
出力ファイル形式は、“2.2.10 BitLocker回復パスワードファイル”と同じ形式となります。
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。エラーメッセージの詳細については、“3.3.25 BitLocker回復パスワード出力コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。