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Systemwalker Desktop Patrol リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.34 logcheckcs.exe(CS上のCT動作状況チェック)

機能説明

本コマンドは、CS上で、CSが管理している情報をもとに、各CTの状態をWebブラウザ上に表示します。

主要なポリシーの設定値やCTの動作状況を確認するために使用します。

確認するCTは、コマンドのオプションで指定します。

記述形式

ユーザーID、PC名、接続サーバが検索文字列に部分一致するCTの状態を表示します。

また、大文字と小文字を区別せずに検索を行います。

logcheckcs.exe

[-a]
検索文字列

引数で指定したユーザーID、PC名、接続サーバのCTの状態を表示します。

また、大文字と小文字は区別して検索を行います。

logcheckcs.exe

[-a]
[-u ユーザーID]
[-p PC名]
[-s 接続サーバ]

オプション -u, -p -s のどれかの指定が必要です。

オプション

-a

このオプションを指定した場合、稼働状況をすべて表示します。

このオプションを指定しない場合、稼働状況を最新2日分表示します。

検索文字列

収集済みのインベントリ情報(ユーザーID、PC名、接続サーバ)をもとに指定された文字列が存在するか確認します。

存在する場合は、そのCTの情報を表示します。

大文字と小文字を区別せずに検索を行います。

-u ユーザーID

表示するCTのユーザーIDを指定します。

大文字と小文字は区別して検索を行います。

-p PC名

表示するCTのPC名を指定します。

大文字と小文字は区別して検索を行います。

-s 接続サーバ

表示するCTの接続サーバを指定します。

大文字と小文字は区別して検索を行います。

復帰値

0: CTの状態を収集し、Webブラウザでの表示に成功しました。

0以外:異常終了しました。

コマンド格納場所

CSインストールフォルダ\FJSVsbtrs\bin

実行に必要な権限/実行環境

使用例1

CS上で、検索文字列に指定したCTの状態を表示します。

"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\logcheckcs.exe" yama

検索文字列に指定した yama に一致するユーザーID、PC名、接続サーバのCTが一覧表示されます。

No ユーザーID PC名 接続サーバ
---------------------------------------------------------------------
1 YamadaTaro tokyo02 ds1.example.com
2 YamamotoHanako tokyo03 ds1.example.com
3 SatoJiro toyama01 ds2.example.com
番号を入力してください(qで終了します):

ここで、該当する CT の番号を入力します。

使用例2

CS上で、指定したユーザーID、PC名、接続サーバに一致するCTの状態を表示します。

"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\logcheckcs.exe" -u User -p PC -s ds.example.com

使用例3

CS上で、ユーザーID、PC名、接続サーバのうち、一部のパラメーターを省略してCTの状態を表示します。

"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\logcheckcs.exe" -u User

指定したパラメーターに一致するCTが一覧表示されます。

No ユーザーID PC名 接続サーバ
--------------------------------------------------------
1 User PC1 ds.example.com
2 User PC2 ds.example.com
番号を入力してください(qで終了します):

ここで、該当する CT の番号を入力します。

実行結果/出力形式

Webブラウザが起動し、Webブラウザ上に該当するCTの状態が表示されます。

Webブラウザを起動した時点で本コマンドは終了します。(Webブラウザの終了を待たずに本コマンドは終了します。)

表示内容の詳細については、“1.32 logcheck.exe(CT動作状況チェック)”を参照してください。