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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド クライアント編
FUJITSU Software

5.3 ディスク消去処理用ディスクを作成する

ダウンロードしたディスク消去コマンドを実行し、ディスク消去処理用ディスクを作成します。ディスク消去処理用ディスクは、フロッピィディスクで作成する方法、USBメモリで作成する方法、およびCDで作成する方法とがあります。

ディスク消去処理用フロッピィディスクを作成する場合は、フォーマット済みの1.44MBフロッピィディスクを用意してください。

ディスク消去処理用USBを作成する場合は、何もデータが格納されていないUSBメモリを用意してください。データが格納されていた場合は、フォーマット時に消去されます。

ディスク消去処理用CDを作成する場合は、ブータブルCDの作成が可能なCDライティングソフトウェアが必要です。

注意

ディスク消去処理用ディスクUSBメモリを使用する場合

  • Windows10 1709以降の環境では、USBメモリを使用してディスク消去処理用ディスクを作成できません。CDを使用してください。

  • Windows8.1またはWindows10 1703以前の環境でディスク消去処理用ディスクを作成する場合は、2GBより大きい容量のUSBメモリを使用してください。

ディスク消去処理用フロッピィディスクの作成手順

ディスク消去処理用ディスクを、フロッピィディスクで作成します。

手順は、以下のとおりです。

  1. ダウンロードしたディスク消去コマンドの実行ファイルを起動します。

    →以下の画面が表示されます。

  2. [フロッピィディスク]ラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

  3. [ドライブ選択]プルダウンメニューから、ディスク消去処理用フロッピィディスクを作成するドライブを選択します。

  4. 選択したドライブに、フォーマット済みのフロッピィディスクを挿入します。

  5. [次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    挿入したフロッピィディスク内にファイルが存在する場合は、以下のメッセージが出力されます。

    メッセージに従い、対処してください。

    [はい]ボタンをクリックすると、フロッピィディスクに上書きします。

    [いいえ]ボタンをクリックすると、フロッピィディスクに上書きしません。

    →以下の画面が表示され、ディスク消去処理用フロッピィディスクの作成が開始されます。

    →ディスク消去処理用フロッピィディスクが作成されると、以下の画面が表示されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

ディスク消去処理用USBメモリの作成手順

ディスク消去処理用ディスクを、USBメモリで作成します。

手順は、以下のとおりです。

  1. ダウンロードしたディスク消去コマンドの実行ファイルを起動します。

    →以下の画面が表示されます。

  2. [USBメモリ]ラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

  3. [ドライブ選択]プルダウンメニューから、ディスク消去処理用USBメモリを作成するドライブを選択します。

  4. USBメモリが接続されているドライブを選択します。

  5. [次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    挿入したUSBメモリ内にファイルが存在する場合は、以下のメッセージが出力されます。

    メッセージに従い、対処してください。

    [はい]ボタンをクリックすると、USBメモリに上書きします。

    [いいえ]ボタンをクリックすると、USBメモリに上書きしません。

    →以下の画面が表示され、ディスク消去処理用USBメモリの作成が開始されます。

    →ディスク消去処理用USBメモリが作成されると、以下の画面が表示されます。

  6. [完了]ボタンをクリックします。

ディスク消去処理用CDの作成手順

ディスク消去処理用ディスクをCDで作成します。まず、ディスク消去処理用CDの作成に必要なファイル(フロッピィディスクイメージファイル、ディスク消去レポート作成ツール、ディスク消去PC情報ファイル)を作成します。次に、ブータブルCDの作成が可能なCDライティングソフトウェアを起動し、作成したファイルをCDに書き込みます。

手順は、以下のとおりです。

  1. ダウンロードしたディスク消去コマンドの実行ファイルを起動します。

    →以下の画面が表示されます。

  2. [CD]ラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    →以下の画面が表示されます。

  3. [フォルダ名]に、ディスク消去処理用CDの作成に必要なファイルの出力先フォルダを、絶対パスで指定します。

    出力先のフォルダには以下のファイルが出力されます。

    ファイル名

    説明

    FLOPPY.IMG

    フロッピィディスクイメージファイル

    GENDKRPT.EXE

    ディスク消去レポート作成ツール

    DKERSINF.DAT

    ディスク消去PC情報ファイル

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    出力先フォルダにdiskeraseフォルダが存在する場合、以下のメッセージが出力されます。

    メッセージに従い、対処してください。

    [はい]ボタンをクリックすると、出力先フォルダに上書きします。

    [いいえ]ボタンをクリックすると、出力先フォルダに上書きしません。

    →以下の画面が表示され、ファイルの出力が開始されます。

    →ファイルの出力が完了すると、以下の画面が表示されます。

  5. [完了]ボタンをクリックします。

  6. CDライティングソフトウェアを起動し、出力先フォルダに作成されたファイルをCDに書き込み、ディスク消去処理用CDを作成します。

    CDライティングソフトウェアの操作方法については、使用しているソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    CDを作成する際は、以下点に注意してください。

    • ブータブルCDの種類は「フロッピィディスクエミュレーション(1.44MB)」を指定してください。

    • ブートイメージファイルは、出力先フォルダのFLOPPY.IMGを指定してください。

    • データファイルとして、出力先フォルダのGENDKRPT.EXE、およびDKERSINF.DATを指定してください。