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LinkexpressTransactional Replication optionV5.0L72 説明書
FUJITSU Software

11.5.5 運用中の注意事項

11.5.5.1 ジャーナル取得機能を停止する場合

TJNLのジャーナル取得機能を停止する場合は、すべてのアプリケーションがSymfoware/RDBから切断していることを確認した後に行ってください。
Symfoware/RDBに接続したアプリケーションが実行中である場合にはジャーナル取得機能は通常停止できません。
Symfoware/RDBに接続したアプリケーションが実行中である場合、TRMの強制停止によりTJNLのジャーナル取得機能を強制停止することができますが、TJNLのジャーナル取得機能が完全に停止していないため、次回のジャーナル取得機能の起動が失敗します。ジャーナル取得機能を起動させるためにはSymfoware/RDBの強制停止が必要です。詳細は"11.5.1.7 TRMの停止"を参照してください。

ただし、Symfoware/RDBの動作環境ファイルを設定することで、ジャーナル取得に関係するアプリケーションと関係しないアプリケーションが区別でき、ジャーナル取得に関係しないアプリケーションがSymfoware/RDBに接続した状態でもTJNLのジャーナル取得機能を停止することができます。

システム用動作環境ファイルの設定

ジャーナル取得に関係するアプリケーションと関係しないアプリケーションを区別する場合、Symfoware/RDBのシステム用の動作環境ファイルにTJNL_ENV_MODEを設定してください。
Symfoware/RDBのシステム用の動作環境ファイルについては、Symfowareのマニュアルを参照してください。

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    TJNL_ENV_MODE = (SEPARATE)
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クライアント用動作環境ファイルの設定

ジャーナル取得に関係するアプリケーションにのみSymfoware/RDBのクライアント用の動作環境ファイルにTJNL_USEを設定してください。
Symfoware/RDBのクライアント用の動作環境ファイルについては、Symfowareのマニュアルを参照してください。

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    TJNL_USE = (YES)
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注意事項