TJNLのジャーナル取得機能を停止する場合は、すべてのアプリケーションがSymfoware/RDBから切断していることを確認した後に行ってください。
Symfoware/RDBに接続したアプリケーションが実行中である場合にはジャーナル取得機能は通常停止できません。
Symfoware/RDBに接続したアプリケーションが実行中である場合、TRMの強制停止によりTJNLのジャーナル取得機能を強制停止することができますが、TJNLのジャーナル取得機能が完全に停止していないため、次回のジャーナル取得機能の起動が失敗します。ジャーナル取得機能を起動させるためにはSymfoware/RDBの強制停止が必要です。詳細は"11.5.1.7 TRMの停止"を参照してください。
ただし、Symfoware/RDBの動作環境ファイルを設定することで、ジャーナル取得に関係するアプリケーションと関係しないアプリケーションが区別でき、ジャーナル取得に関係しないアプリケーションがSymfoware/RDBに接続した状態でもTJNLのジャーナル取得機能を停止することができます。
システム用の動作環境ファイルの設定
クライアント用の動作環境ファイルの設定
ジャーナル取得に関係するアプリケーションと関係しないアプリケーションを区別する場合、Symfoware/RDBのシステム用の動作環境ファイルにTJNL_ENV_MODEを設定してください。
Symfoware/RDBのシステム用の動作環境ファイルについては、Symfowareのマニュアルを参照してください。
-------------------------------------------------------- TJNL_ENV_MODE = (SEPARATE) --------------------------------------------------------
ジャーナル取得に関係するアプリケーションにのみSymfoware/RDBのクライアント用の動作環境ファイルにTJNL_USEを設定してください。
Symfoware/RDBのクライアント用の動作環境ファイルについては、Symfowareのマニュアルを参照してください。
-------------------------------------------------------- TJNL_USE = (YES) --------------------------------------------------------
注意事項
本設定はSymfowareのバージョンがV11以降で使用可能です。
TJNL_ENV_MODEパラメタを設定した場合、ジャーナル取得対象のデータベースを更新するアプリケーションにTJNL_USEパラメタを設定していなければジャーナルは取得されません。
なお、TJNL_ENV_MODEパラメタはSymfoware/RDBの次回起動時に有効になります。
TJNL_ENV_MODEパラメタを設定していない場合、TJNL_USEパラメタは有効になりません。
TJNLを起動する前にTJNL_USEパラメタを設定したアプリケーションがSymfoware/RDBに接続した場合、アプリケーションはSymfoware/RDBの接続に失敗します。
TJNLの起動後、TJNL_USEパラメタを設定したアプリケーションをSymfoware/RDBに接続してください。
TJNL_ENV_MODEパラメタおよびTJNL_USEパラメタはSymfowareのマニュアルに記載はありません。本説明とおり設定してください。