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Data Analytics Smarter Hub V1.1.0 操作ガイド
FUJITSU Software

3.3.1 コンテナの操作

作成

プロジェクトごとに1つのコンテナを作成できます。

  1. プロジェクトの概要画面を表示し、左ペインの[設定] - [コンテナ]メニューをクリックします。

    ポイント

    左ペインに[コンテナ]メニューが存在しない場合、コンテナイメージが登録されていない可能性があります。

    システム管理者に連絡し、コンテナイメージの登録を依頼してください。

  2. [コンテナ設定]画面で、以下の項目を入力します。

    コンテナイメージ

    利用するコンテナイメージの種類を選択します。

    選択ボタンをクリックすることで表示されるイメージから、利用するコンテナイメージを選択してください。

    実行環境
    表 3.16 実行環境の選択項目
    指定項目 説明 デフォルト "上限"選択時の設定値 備考
    ノードグループ

    フローの実行環境を選択します。

    • マネージャーノード
    • ワーカーノード
    マネージャーノード

    事前に作成済のノードグループが名前順に表示されます。

    対象のノードグループに含まれるすべてのノードが停止している場合、ノードグループ名の後ろに"(停止中)"と表示され、選択できません。

    CPU CPUコア数を指定します。(上限なし・上限) 上限なし 0.1~ノードグループに設定した最大値
    GPU GPUを使用する場合、チェックボックスにチェックを入れます。 使用しない

    選択したノードグループにGPUがない場合、メニューが活性化されません。

    注意

    GPUは、GPU単位で割り当てるため、1つのGPUを同時に複数のコンテナに割り当てることはできません。

    メモリー容量 メモリー容量を指定します。(上限なし・上限) 上限なし 0.1GB~選択したノードグループに設定した最大値

    ポイント

    コンテナ実行時
    • 実行環境に設定したリソースを使用して動作します。
    • メモリーは、上限を指定しない場合は最低で100MB使用されます。
    • メモリーは、実行環境に搭載されたメモリー量から使用されるため、作成・実行のタイミングの空きメモリー量が不足している場合には、作成・実行がエラーになります。不要なコンテナを停止するか、新しいノードグループを登録して使用してください。
  3. [OK]ボタンをクリックするとコンテナは作成されます。作成したコンテナは開始しています。

開始・停止

以下のどちらかの方法でコンテナを開始・停止できます。

  • 中央ペインの[アクション]メニューを選択します。

  • [プロジェクト一覧]画面を表示し、対象のプロジェクトで、[操作]メニュー(操作メニュー)を選択します。

コンテナの開始

作成済のコンテナを開始します。

ポイント

本製品のシステム再起動後にコンテナは開始しません。コンテナを開始してください。

コンテナの停止

コンテナ環境を停止します。

変更

実行環境を変更できます。

プロジェクトの概要画面を表示し、左ペインの[設定] - [コンテナ]メニューから変更します。

ポイント

コンテナの起動中は実行環境を変更できません。コンテナを停止した後、実行環境を変更してください。

削除

プロジェクトの概要画面を表示し、左ペインの[設定] - [コンテナ]メニューから削除できます。

コンテナのステータス

コンテナのステータスは、以下の画面で確認できます。

  • プロジェクトの一覧画面

  • プロジェクトの概要画面

表 3.17 コンテナのステータス
ステータス 説明
running 正常に起動した状態です。コンテナを停止すると、"exited"に遷移します。
exited 停止した状態です。コンテナを起動すると、"running"に遷移します。