LOGONサービス運用情報操作コマンドは、LOGON サービス運用情報の検査、登録および削除を行います。
LOGONサービス運用情報の登録
LOGONサービス運用情報の検査を行い、NETSTAGE/FICに登録します。
すでにLOGONサービス運用情報が登録されていた場合、登録されていたLOGONサービス運用情報を新しいLOGONサービス運用情報で置き換えます。
LOGONサービス運用情報の検査では、LOGONサービス運用情報の確認と通信環境定義(FNAonTCP/IP通信機能およびTN通信機能)との整合性の確認を行います。
-cオプションを指定した場合は、LOGONサービス運用情報の検査のみ行います。
LOGONサービス運用情報の削除
登録されたLOGONサービス運用情報を削除し、標準提供機能の状態に戻します。
LOGONサービス運用情報の登録
/usr/sbin/nficlgd [ -c ]LOGONサービス運用情報ファイル [ -n FIC識別子 ]
LOGONサービス運用情報の削除
/usr/sbin/nficlgd -d [ -n FIC識別子]
LOGONサービス運用情報ファイルのパス名を256文字以内で指定します。
LOGONサービス運用情報の検査、および通信環境定義(FNAonTCP/IP通信機能およびTN通信機能)との整合性の確認のみを行います。
LOGONサービス運用情報を削除し、標準提供機能の状態に戻します。
FIC識別子を指定して実行します。
本オプションを省略した場合、FIC識別子“01”を指定したものとします。
FIC識別子を01から99の数字で指定します。
LOGONサービス運用情報を登録する場合
# /usr/sbin/nficlgd /home/user1/logondef -n 10 INFO: 38001: LOGONサービス(10)のコマンドを受け付けました。 INFO: 38005: LOGONサービス運用情報の登録が終了しました。
LOGONサービス運用情報を検査する場合
# /usr/sbin/nficlgd -c /home/user1/logondef -n 10 INFO: 38001: LOGONサービス(10)のコマンドを受け付けました。 INFO: 38004: LOGONサービス運用情報の検査が終了しました。
LOGONサービス運用情報を削除する場合
# /usr/sbin/nficlgd -d -n 10 INFO: 38001: LOGONサービス(10)のコマンドを受け付けました。 INFO: 38007: LOGONサービス運用情報の削除が終了しました。
注意
スーパユーザ権限で実行してください。
通信環境定義との整合性の確認は、nficdefconvコマンドによる生成された定義体を対象に行います。本コマンドは、nficdefconvコマンドによる通信環境定義(FNAonTCP/IP通信機能およびTN通信機能)の定義体の生成を行ってから実行してください。
LOGONサービス運用情報の登録および削除は、NETSTAGE/FICの運用中に行うことができます。登録および削除したLOGONサービス運用情報は運用中のNETSTAGE/FICに直ちに反映され、反映終了のメッセージが出力されます。