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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書LOGONサービスカストマイズオプション編
FUJITSU Software

5.2 LOGONサービス運用情報操作コマンド

LOGONサービス運用情報操作コマンドは、LOGON サービス運用情報の検査、登録および削除を行います。

形式
  • LOGONサービス運用情報の登録

    /usr/sbin/nficlgd [ -c ]LOGONサービス運用情報ファイル [ -n FIC識別子 ]
  • LOGONサービス運用情報の削除

    /usr/sbin/nficlgd -d [ -n FIC識別子]
パラメタ
LOGONサービス運用情報ファイル

LOGONサービス運用情報ファイルのパス名を256文字以内で指定します。

オプション
-c

LOGONサービス運用情報の検査、および通信環境定義(FNAonTCP/IP通信機能およびTN通信機能)との整合性の確認のみを行います。

-d

LOGONサービス運用情報を削除し、標準提供機能の状態に戻します。

-n

FIC識別子を指定して実行します。

本オプションを省略した場合、FIC識別子“01”を指定したものとします。

オペランド
FIC識別子

FIC識別子を01から99の数字で指定します。

実行例
  • LOGONサービス運用情報を登録する場合

    # /usr/sbin/nficlgd /home/user1/logondef -n 10
    INFO: 38001: LOGONサービス(10)のコマンドを受け付けました。
    INFO: 38005: LOGONサービス運用情報の登録が終了しました。
  • LOGONサービス運用情報を検査する場合

    # /usr/sbin/nficlgd -c /home/user1/logondef -n 10
    INFO: 38001: LOGONサービス(10)のコマンドを受け付けました。
    INFO: 38004: LOGONサービス運用情報の検査が終了しました。
  • LOGONサービス運用情報を削除する場合

    # /usr/sbin/nficlgd -d -n 10
    INFO: 38001: LOGONサービス(10)のコマンドを受け付けました。
    INFO: 38007: LOGONサービス運用情報の削除が終了しました。

注意

  • スーパユーザ権限で実行してください。

  • 通信環境定義との整合性の確認は、nficdefconvコマンドによる生成された定義体を対象に行います。本コマンドは、nficdefconvコマンドによる通信環境定義(FNAonTCP/IP通信機能およびTN通信機能)の定義体の生成を行ってから実行してください。

  • LOGONサービス運用情報の登録および削除は、NETSTAGE/FICの運用中に行うことができます。登録および削除したLOGONサービス運用情報は運用中のNETSTAGE/FICに直ちに反映され、反映終了のメッセージが出力されます。