サーバーインスタンスのプロセスが必要とするファイルディスクリプタ数の概算の目安は以下です。
460 + A + B + C + D + E |
A: (Webコンテナのスレッドプールの「最大プールサイズ」+「キューサイズ」)×2
B: EJBコンテナのスレッドプールの「最大プールサイズ」+「キューサイズ」
C: JDBC接続プールの「最大プールサイズ」× 1コネクションで使用するファイルディスクリプタ数(※1)
D: アプリケーションやクラスパスに含まれるjarファイル数
E: アプリケーションの処理で使用する数
※1 「1コネクションで使用するファイルディスクリプタ数」は、使用するJDBCドライバのサポート窓口へお問い合わせください。
WebコンテナおよびEJBコンテナのスレッドプールの設定については「8.8.16 スレッドプールの定義項目」を参照してください。
JDBC接続プールの設定については「8.6.1 JDBC接続プールの定義項目」を参照してください。
注意
ファイルディスクリプタ数はOSのバージョンやシステム構成などにも依存する場合があります。正確な値を求める場合は、運用を想定した実測を元に、安全域としてバッファを上乗せした数を確保してください。