注意
本項で説明する設定方法は以下のデータベースで有効です。
Symfoware Server (Postgres)
Enterprise Postgres
PowerGres Plus
PowerGres PlusのJDBCドライバは、Windows版またはLinux版の本製品でのみ、使用できます。
環境変数の設定
以下の環境設定を行ってください。
クラスパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。
設定項目 | ドライバのバージョン | 設定値(注1) |
---|---|---|
クラスパス | Symfoware Server(Postgres)クライアント機能 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\postgresql-jdbc41.jar |
Enterprise Postgresクライアント機能 9.5 | ||
Enterprise Postgresクライアント機能 9.6 | JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\postgresql-jdbc42.jar | |
Enterprise Postgresクライアント機能 10 | ||
Enterprise Postgresクライアント機能 11 | ||
PowerGres Plusクライアント | JDBCドライバ・格納先ディレクトリ\postgresql<バージョン>.jdbc41.jar(注2) |
注1) SolarisまたはLinuxの場合、“\”を“/”に読み替えてください。
注2) <バージョン>は、“-9.3-1102”などの文字列です。
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。
パラメタ | 指定値 |
---|---|
名前 | 任意の値 |
リソースタイプ | 以下のいずれかを指定してください。
|
データベースベンダー | Postgresql (注) |
データソースクラス名 | 以下のいずれかを指定してください。
|
注) データベースベンダーは、Interstage Java EE 7管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。
リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。
リソースタイプ | データソースクラス名 |
---|---|
javax.sql.ConnectionPoolDataSource | org.postgresql.ds.PGConnectionPoolDataSource |
javax.sql.DataSource | org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource |
javax.sql.XADataSource | org.postgresql.xa.PGXADataSource |
注意
接続プールの設定に関する注意事項
リソースタイプ
PowerGres Plusのグローバルトランザクションは使用できません。このため、PowerGres Plusの場合は、リソースタイプに「javax.sql.XADataSource」を指定しないでください。
データソースクラス名
Enterprise Postgresクライアント機能 10、および、PowerGres Plusクライアント V10より、org.postgresql.ds.PGPoolingDataSource クラスの使用が非推奨となりました。
Enterprise Postgresクライアント機能 10以降、または、PowerGres Plusクライアント V10でリソースタイプに「javax.sql.DataSource」を指定する場合は、データソースクラス名に「org.postgresql.ds.PGSimpleDataSource」を指定することを推奨します。
プロパティ
以下に指定できるプロパティを説明します。説明されているプロパティ以外は編集する必要はありません。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ名 | 値 |
---|---|
user | ユーザIDを指定してください。 |
password | パスワードを指定してください。 |
databaseName | データベースの名前を指定してください。 |
serverName | データベースサーバのIPアドレスを指定してください。 |
portNumber | ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。 |