EJBアプリケーション基盤のIIOP通信
IIOP通信は、共通のサービスがリクエストを受信します。このため、サーバアプリケーションが複数動作している場合も、共通のポート番号(例:8002)がIIOP通信に使用されます。
クラスタのインスタンスごとにIIOP通信ポートを使用します。このため、複数のポート番号を使用します。Java EE 7では、概念上のIIOP通信受信部を「IIOPリスナー」と呼んでいます。
CORBAアプリケーション実行基盤
CORBAでは、IDL定義から生成されるスタブ(クライアント用)、スケルトン(サーバ用)を使用し、通信処理を伴うメソッド呼出しを行います。
IDL定義からスタブおよびスケルトンを生成するには、IDLcコマンドを使用します。
CORBAクライアントアプリケーションの実行をサポートしています(CORBAサーバアプリケーションについては、サポートしていません)。この機能を使用して、Java EE 7機能から、J2EE機能の既存のCORBAアプリケーションにアクセスすることが可能です。
IDL定義からスタブ(クライアント用)を生成するには、J2EE機能と同様に、IDLcコマンドを使用します。