PRIMECLUSTERの場合、PCMIサービスのダウンを契機にクラスタシステムの切替を行うことができます。テストにて意図的にPCMIサービスをダウンさせる方法を以下に示します。
確認方法
運用ノードにおいて“jps”コマンドを実行し、PCMIサービスのjavaプロセスのプロセスIDを特定します。
コマンドの形式
[Interstageインストールディレクトリ]/FJSVawjbk/jdk8/bin/jps -v | grep PcmiMain | grep [Java EE 7共通ディレクトリ]/pcmi/isje7 |
以下に、Interstageインストールディクトリが/optで、Java EE 7共通ディレクトリが/var/opt/FJSVisje7である場合の実行例を示します。
この場合、PCMIサービスのjavaプロセスのプロセスIDは3856です。
/opt/FJSVawjbk/jdk8/bin/jps -v | grep PcmiMain | grep /var/opt/FJSVisje7/pcmi/isje7 3856 PcmiMain -XX:+UnlockDiagnosticVMOptions -XX:+LogVMOutput -XX:LogFile=/var/opt/FJSVisje7/pcmi/isje7/trace/jvm.log |
手順1で特定したプロセスに対して“kill -9”コマンドを実行し、シグナルを送信します。
以下に、プロセスIDが3856のプロセスに対する実行例を示します。
kill -9 3856 |
なお、killコマンドで送るシグナルは、必ず“-9”を指定してください。