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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

7.5 運用パターン

クラスタサービス上での運用パターンは、クラスタ製品が提供する機能に従います。

注意

クラスタ環境では、切替え/フェイルオーバ時にInterstage Java EE 7管理コンソールの制御の引継ぎは行われません。必ず運用ノード切替え後に、Interstage Java EE 7管理コンソールを再ログオンしてください。

以下に、クラスタ製品ごとの運用パターンについて説明します。

表中の「切替え/フェイルオーバ(操作時)」は、オペレータによる操作によりクラスタの切替えを行うケース、「フェイルオーバ(異常発生時)」は、異常によりクラスタが自動的に切り替えられるケースです。


PRIMECLUSTERの場合

クラスタシステムに対する操作

運用ノードの状態

待機ノードの状態

起動

停止 → 起動

停止 → 待機

切り替え

起動 → 待機

待機 → 起動

交換

起動 → 待機

待機 → 起動

組み込み

起動

停止 → 待機

停止

起動 → 停止

待機 → 停止

フェイルオーバ(異常発生時)

起動 → 異常停止

待機 → 起動

フェイルオーバ発生後の復旧

異常停止 → 待機

起動


WSFCの場合

クラスタシステムに対する操作

運用ノードの状態

待機ノードの状態

起動

停止 → 起動

停止

フェイルオーバ(操作時)

起動 → 停止

停止 → 起動

停止

起動 → 停止

停止 → 停止

フェイルオーバ(異常発生時)

起動 → 異常停止

停止 → 起動

フェイルオーバ発生後の復旧

異常停止 → 待機

起動