アプリケーションからJMSを利用する時のメッセージブローカに対する認証は、以下のユーザID/パスワードで行います。アプリケーションの認証メソッドは、「5.8 リソースアクセス時の認証情報」を参照してください。
認証メソッドの引数 | 認証 |
---|---|
なし | javax.jms.JMSSecurityExceptionを返却します。 |
ユーザID/パスワードを指定する場合 | 指定されたユーザID/パスワードで認証します。 |
呼出し側の認証情報(プリンシパル) | Interstage deployment descriptorの<resource-ref><default-resource-principal>の定義 (注) | 認証 |
---|---|---|
存在する | - | 呼出しコンポーネントの認証情報で認証します。 |
存在しない | あり | 定義されているユーザ情報で認証します。 |
なし | JMS接続ファクトリの追加プロパティUserName/Passwordのプロパティ値で認証します。 |
Message-driven Beanのメッセージ受信に利用するJMS接続ファクトリの認証情報をMessage-driven Bean単位で定義する場合は、ejb-jar.xmlの<activation-config-property>に定義します。
定義するプロパティ名を以下に示します。定義方法の詳細については、EJB2.1以降のEJB規約の「Activation Configuration Properties」を参照してください。
ユーザIDのプロパティ名:UserName
パスワードのプロパティ名:Password