ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

5.9.3 アプリケーションからJMSを利用する際の認証方法

アプリケーションからJMSを利用する時のメッセージブローカに対する認証は、以下のユーザID/パスワードで行います。アプリケーションの認証メソッドは、「5.8 リソースアクセス時の認証情報」を参照してください。

deployment descriptor<res-auth>タグの定義Applicationの場合

認証メソッドの引数

認証

なし

javax.jms.JMSSecurityExceptionを返却します。

ユーザID/パスワードを指定する場合

指定されたユーザID/パスワードで認証します。


deployment descriptor<res-auth>タグの定義Containerの場合

呼出し側の認証情報(プリンシパル)

Interstage deployment descriptorの<resource-ref><default-resource-principal>の定義 (注)

認証

存在する

呼出しコンポーネントの認証情報で認証します。

存在しない

あり

定義されているユーザ情報で認証します。

なし

JMS接続ファクトリの追加プロパティUserName/Passwordのプロパティ値で認証します。


)

Message-driven Beanのメッセージ受信に利用するJMS接続ファクトリの認証情報をMessage-driven Bean単位で定義する場合は、ejb-jar.xmlの<activation-config-property>に定義します。
定義するプロパティ名を以下に示します。定義方法の詳細については、EJB2.1以降のEJB規約の「Activation Configuration Properties」を参照してください。

  • ユーザIDのプロパティ名:UserName

  • パスワードのプロパティ名:Password