WebサーバとIJServerクラスタを同じマシンで運用していたか、別のマシンで運用していたかによって、操作が異なります。
asadminコマンドのdelete-web-server-refサブコマンドを使用し、WebサーバとIJServerクラスタの連携を解除します。
連携を解除すると、自動的にWebコンテナへアクセスする運用形態が“direct”に設定されます。
例
連携を解除するIJServerクラスタがIJServer001、WebサーバがFJapacheの場合
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-web-server-ref --target IJServer001 FJapache |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-web-server-ref --target IJServer001 FJapache |
Webサーバ側とIJServerクラスタ側で、以下のように設定します。
Webサーバ側の設定
wscadminコマンドのdelete-instance-refサブコマンドを使用し、WebサーバとIJServerクラスタの連携を解除します。
例
連携解除するWebサーバ名がFJapache 、IJServerクラスタがIJServer001、すべてのインスタンス情報を削除する場合
C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin delete-instance-ref --webserver FJapache --target IJServer001 all |
/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin delete-instance-ref --webserver FJapache --target IJServer001 all |
IJServerクラスタ側の設定
IJServerクラスタ側のマシンで、asadminコマンドのsetサブコマンドを使用し、Webコンテナへアクセスする運用形態を“direct”に変更します。詳細は、「8.8.3 ネットワーク設定の定義項目」の「Webコンテナへアクセスする運用形態」を参照してください。