ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.6.1 利用目的の違いによる運用形態

Interstage Java EE 7 DASサービスによる運用

開発環境で選択する運用形態です。

アプリケーションを開発する目的で使用する運用形態です。インストール直後からInterstage Java EE 7 DASサービスは存在しており、IJServerクラスタを作らずにアプリケーションの動作を確認することができます。ただし、Interstage Java EE 7 DASサービス上では、本番環境での業務運用利用はできません。

WebブラウザからInterstage Java EE 7 DASサービスに配備されたアプリケーションへアクセスするポート番号は、直接アクセスする場合以下となっています。

  • HTTPリスナー: 28484番

  • HTTPSリスナー: 28585番

必要に応じてHTTP(HTTPS)リスナーのポート番号を変更してください。ポート番号の変更方法については、「付録D ポート番号」を参照してください。

なお、インストール直後の状態では、Interstage Java EE 7 DASサービスはWebサーバと連携していません。Webサーバとの連携方法は、「4.7 Webサーバを経由する場合の運用準備」を参照してください。

IJServerクラスタによる運用

アプリケーションを業務運用する目的で使用する運用形態です。

IJServerクラスタは、インストール直後には存在しないため、新たに作成する必要があります。Interstage Java EE 7 DASサービスとIJServerクラスタの提供機能の違いについては、「2.3.5 IJServerクラスタとの差異」を参照してください。