ポートマッパーは、ポート番号を管理する機能です。クライアントは、利用可能なポート番号を知らなくても、ポートマッパーが動作する代表ポート番号へコネクション要求を発行することで、メッセージブローカとのコネクションを獲得できます。
ポートマッパーは、デフォルトで動的にポート番号を割り当てます。また、メッセージブローカ起動時にポート番号を指定して割り当てることもできます。
注意
静的にポート番号を割り当てた場合でも、各接続サービスを利用する場合は、ポートマッパーの代表ポート番号を使用してください。
メッセージブローカとJMSクライアント・imqcmdコマンドの間にファイアウォールを設置する場合、ポートマッパーの代表ポート番号のみではなく、メッセージブローカが使用するすべてのポート番号の通信が許可されるように、ファイアウォールの設定を行う必要があります。
参照
ポートマッパーに関するプロパティの詳細については、「8.7.1 接続サービスに関するプロパティ」を参照してください。