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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

1.4.16 一時ファイルに関する注意事項

作成される一時ファイル

Java EE 7では以下の一時ファイルが作成されます。

ファイル名

gendContent*.zip(*は任意の文字列)

作成ディレクトリ

Interstage Java EE 7 DASサービスに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリ

作成契機

アプリケーション配備時

削除契機

Interstage Java EE 7 DASサービス停止時


ディレクトリ名

fileinstall-* (*は任意の文字列)

作成ディレクトリ

Interstage Java EE 7 DASサービスに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリ

作成契機

Interstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンス起動時

削除契機

Interstage Java EE 7 DASサービスまたはサーバーインスタンス停止時


ファイル名

mt.*.xml (*は任意の文字列)

作成ディレクトリ

Interstage Java EE 7 DASサービスに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリ

作成契機

リポジトリの同期化処理の開始時

削除契機

リポジトリの同期化処理の完了時


ファイル名

<パッケージファイル名>*.<任意の拡張子> (*は任意の数字列)

作成ディレクトリ

Interstage Java EE 7 DASサービスに指定されたシステムプロパティ「java.io.tmpdir」指定のディレクトリ

作成契機

Interstage Java EE 7管理コンソールからパッケージファイルをアップロードしてアプリケーションを配備開始時

削除契機

Interstage Java EE 7管理コンソールからパッケージファイルをアップロードしてアプリケーションを配備完了時


一時ファイルの削除方法

Interstage Java EE 7 DASサービスやサーバーインスタンスの異常終了により一時ファイルが残存した場合、以下の方法で削除することが可能です。

  1. Interstage Java EE 7 DASサービスおよびすべてのサーバーインスタンスを停止してください。

  2. 一時ファイルの作成ディレクトリに移動してください。

  3. 一時ファイル(ディレクトリ)を削除してください。

システムプロパティ「java.io.tmpdir」は、jinfoコマンドで取得してください。jinfoコマンドについては「チューニングガイド」の「JDK/JRE 8のチューニング」-「基礎知識」-「JDK関連のドキュメント」を参照してください。

JDK8のjinfoコマンドを利用してInterstage Java EE 7 DASサービスに指定されたシステムプロパティjava.io.tmpdirを取得する場合

C:\Interstage\JDK8\bin\jinfo.exe <Interstage Java EE 7 DASサービスのPID> | find "java.io.tmpdir"

/opt/FJSVawjbk/jdk8/bin/jinfo <Interstage Java EE 7 DASサービスのPID> | grep "java\.io\.tmpdir"