本章では、Symfoware Serverの再インストール手順について説明します。
再インストールは、すでにインストールされているプログラムファイルが、何らかの原因で使用不可になったとき、または、アンインストール時に、インストーラの起動に失敗するようなとき、それを修復する場合に行います。このとき、ユーザ資産は、再インストール前の状態を保持できます。
なお、再インストールする場合は、インストール先を変更することはできません。インストール先を変更する場合は、Symfoware Serverを削除後、初期インストールを行ってください。Symfoware Serverの削除方法については、“第8章 アンインストール”を、初期インストール方法については、“第4章 初期インストール”参照してください。
再インストールの手順は、以下の条件で異なります。
単一サーバ運用またはOSのクラスタソフトと連携したスタンバイ機能を利用している場合
SafeCLUSTERと連携したフェイルオーバ運用を行っている場合
注意
インストールは、“Administrators”グループに属するユーザが行ってください。
インストールする前に、すべてのアプリケーションをあらかじめ停止しておいてください。
以下のいずれかの場合は、インストールを行う前に以下のコマンドを実行し、インストールモードへの切替えを行う必要があります。またインストールが終了したあとは、以下のコマンドを実行し、実行モードに切替えてください。
Windows Server(R) 2003またはWindows Server(R) 2008でターミナルサーバをアプリケーションサーバモードでインストールしている
Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012でリモートデスクトップサービスをアプリケーションサーバモードでインストールしている
【インストール前】
CHANGE USER /INSTALL
【インストール後】
CHANGE USER /EXECUTE
インストールプログラム実行時に以下の画面が表示されることがあります。
画面が表示された場合は、以下の手順で操作を行ってください。
[InstallShield Wizardの完了]画面が表示されるまでインストール作業を実行する。
上記の画面で[次へ]ボタンクリックする。
以下の画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックする。