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ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能 使用手引書
FUJITSU Software

2.5.7.1 server_control.rcxprop

目的

VMホストに対して本製品のエージェントをインストールせずに本製品で管理するために必要な定義ファイルです。

本定義を行って登録したVMホストでは、VM製品からサーバの状態やハードウェアの構成情報(CPUコア総数、CPU周波数、メモリ容量など)を取得します。

なお、登録後に定義ファイルを変更しても、その変更は有効になりません。

定義ファイルの書式

定義ファイルの書式

定義ファイルの格納場所

【Windowsマネージャー】

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

ポイント

上記の格納場所には、定義ファイルのサンプル(server_control.sample.rcxprop)が格納されています。サンプルを流用する場合、ファイルの内容を変更したあと、ファイル名に含まれる".sample"を削除して配置してください。

定義ファイルの名前

server_control.rcxprop

文字コード

【Windowsマネージャー】

UTF-8

改行コード

【Windowsマネージャー】

CR/LF

定義ファイルの形式
  • 定義ファイルの1行目は、必ず以下を記述します。

    ServerControl,V1.1
  • 定義ファイルでは、1行に1台のサーバ名を記述します。

    2台以上のサーバを定義する場合、改行して記述します。

    各行は、以下の形式で記述します。

    physical_server, ipmi

    同じ物理サーバ名を重複して記載した場合もエラーにはなりません。

  • コメントは、先頭文字をシャープ("#")で記述します。

定義ファイルの指定項目
physical_server

管理対象サーバ登録時に入力する、物理サーバ名を記述します。

先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列で記述します。

ipmi

"false"を指定してください。

定義ファイルの例を以下に示します。

ServerControl,V1.1
###########################################################################
# server_control.rcxprop
#
#All Rights Reserved, Copyright(C) FUJITSU LIMITED 2011
###########################################################################
#
# physical_server, ipmi
#
server1, false
server2, false