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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.4.0 導入ガイド
FUJITSU Software

C.1.1 旧バージョンからのアップグレード

旧バージョンからのアップグレードは、以下の環境から本バージョンのROR CE環境にアップグレードすることです。

アップグレードの手順

以下の手順でアップグレードしてください。

  1. マネージャーをアップグレードする。

  2. エージェントをアップグレードする。

  3. HBA address rename設定サービスをアップグレードする。

  4. クライアント側の作業を行う。
    本作業はマネージャーのアップグレード後であれば実施できます。

参考

旧バージョンのエージェントとの組合せについて

  • 本バージョンのマネージャーは、旧バージョン(*1)のエージェントとの組み合わせをサポートしていますので、エージェントだけはアップグレードせずに利用できます。
    しかし、その場合、旧バージョンのエージェントの機能範囲だけの利用になります。

    *1: RCVE V2.1.0~ROR V3.3.0

  • 本バージョンのマネージャーとSolaris版エージェントの組合せで サーバ切替えを利用する場合、エージェントのバージョンをV3.1.2(T009947SP-01以降)、またはV3.2.0以降へのアップグレードが必要です。

アップグレードの可否

本バージョンのROR CE環境へのアップグレードの可否を以下に示します。

製品名

バージョン

エディション

アップグレード可否

マネージャー

エージェント

HBA address rename設定サービス

Windows

Linux

Windows

Linux

Solaris

Windows

Linux

RCVE

V2.1.x

×

×

V2.2.0

×

×

V2.2.2

×

ROR

V2.2.0

×

×

V2.2.2

×

V2.3.0

V3.0.0

Express

VE

CE

×

V3.1.x

Express

VE

CE

×

V3.2.0

Express

VE

CE

×

V3.3.0

Express

VE

CE

○:アップグレード可能

×:アップグレード不可

-:アップグレード不要(存在しない移行パターン)

注意

マネージャーをRCVE V2.2.2からROR VEにアップグレードしたあとに、ROR VEからROR CEへアップグレードすることはできません。