以下の手順で、エージェントをアンインストールします。
システムにOSの管理者(root)でログインします。
本製品をアンインストールする管理対象サーバにrootでログインしてください。
rcxagtuninstallコマンドを実行します。
本コマンドを実行するとアンインストールが行われ、本製品のパッケージが自動的に削除されます。
# /opt/FJSVrcxat/bin/rcxagtuninstall <RETURN>
アンインストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。
INFO : ServerView Resource Orchestrator Agent was uninstalled successfully.
アンインストールが失敗すると、以下のメッセージが表示されます。
ERROR : Uninstalling パッケージ名 was failed.
なお、本製品のアンインストーラを起動すると、本製品のサービスは自動的に停止されます。
アンインストールが失敗した場合、メッセージ中に表示されるパッケージをrpmコマンドで削除し、手順1.からやり直してください。
# rpm -e パッケージ名 <RETURN>
注意
UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定している場合、本製品に適用されている修正はアンインストールにより削除されるため、アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。
ただし、以下の場合には、修正を未適用の状態に戻してからアンインストールしてください。
PATH変数を設定していない
エージェント(ダッシュボード機能)をインストールしている
アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリとファイルが残ることがあります。その場合、残ったディレクトリとファイルを手動で削除してください。
/opt直下のディレクトリ
FJSVnrmp | FJSVrcxat | FJSVrcximg | FJSVrcxkvm |
FJSVssagt | FJSVctdsb-sqc | systemcastwizard |
/etc/opt直下のディレクトリ
FJSVnrmp | FJSVrcxat | FJSVssagt | FJSVctdsb-sqc |
/var/opt直下のディレクトリ
systemcastwizard | FJSVnrmp | FJSVrcxat | FJSVssagt |
FJSVctdsb-sqc |
ファイル
/boot/clcomp2.dat | /etc/init.d/scwagent | /etc/scwagent.conf |
本製品のインストール時にSELinuxを設定した場合、本製品のアンインストール後にSELinuxの設定を削除してください。
設定の削除方法については、「J.2.2 エージェント」を参照してください。