説明
文字列検索を行う場合に検索対象外として取り扱う文字列(スキップキャラクタ)を指定します。
省略 | 指定可能な数 | 省略時の振る舞い |
---|---|---|
可 | 1個 | すべての文字が検索対象となります。 |
タグの属性
ありません。
タグの値
スキップキャラクタを指定します。
SkipCharには、制御文字以外のASCII文字、改行および水平タブを指定します。
SkipCharに指定する文字は、複数指定可能です。複数指定する場合は、個々の文字列をカンマ(,)で区切って指定します。
例)半角空白、タブを検索対象外として取り扱いたい場合
<Select Name="select1"> : <SkipChar>\n,\t</SkipChar> : |
注意事項
本タグは、パターンの文字列検索および文字列の完全一致で有効です。
各の文字以外を指定する場合は、DataタグのCharacterCode属性で定義した文字コードで表現してください。
半角空白 | \s |
全角空白 | \S |
改行 | \n |
水平タブ | \t |
例)
以下の文字を指定する場合の例を示します。
指定する文字:半角空白、全角空白、水平タブ、@(半角文字)、@(全角文字)および改行
CharacterCodeで定義した文字コード | UTF-8 | SHIFT-JIS | EUC |
---|---|---|---|
半角空白 | \s | \s | \s |
全角空白 | \S | \S | \S |
水平タブ | \t | \t | \t |
@(全角文字) | \EF\BC\A0 | \81\97 | \A1\F7 |
@(半角文字) | \40 | \40 | \40 |
改行 | \n | \n | \n |
記述例は以下のようになります。
CharacterCodeで定義した文字コード | 記述例 |
---|---|
UTF-8 | <SkipChar>\s,\S,\t,\EF\BC\A0,\40,\n</SkipChar> |
SHIFT-JIS | <SkipChar>\s,\S,\t,\81\97,\40,\n</SkipChar> |
EUC | <SkipChar>\s,\S,\t, \A1\F7,\40,\n</SkipChar> |
入力ファイルタイプ(infileタグのtype属性)の指定によってSkipCharに以下の文字は指定できません。
入力ファイルタイプ | SkipCharに指定できない文字 |
---|---|
CSVの場合 | “ |
, (注) | |
\n | |
XMLの場合 | < |
> | |
] |
注)FieldSeparatorに指定した区切り文字に対応します。
例えば、FieldSeparatorに、カンマ(,)と水平タブを指定した場合、SkipCharにカンマ(,)と水平タブは指定できません。
タグの親要素
親要素は、以下です。
Selectタグ
タグの子要素
ありません。