説明
入力ファイルまたはディレクトリを設定します。
省略 | 指定可能な数 | 省略時の振る舞い |
---|---|---|
不可 | 1個以上 | - |
タグの属性
属性 | 値 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
Type | 種類 | 可 | 入力、または出力先の種類を指定します。指定できる値は、以下の2種類です。
省略した場合は、“file”が設定されたとみなします。 |
タグの値
入力ファイル名、または入力ファイルが配置されたディレクトリ名を設定します。
ファイル名に“STDIN”を指定すると、標準入力からデータを読み込みます。
値を複数指定する場合、入力ファイル指定とディレクトリ指定の混在は可能です。
BaseDirectoryタグを設定している場合は、基底となるディレクトリからの相対パスを指定できます。BaseDirectoryを設定しない場合は、絶対パスで指定する必要があります。
タグの値は、以下のように指定します。
Windowsの場合
Linux/Solarisの場合
入力ファイルがcsvファイルの場合
<DataFile InFileType="CSV" SchemaFile="in/schema1.csv" FieldSeparator="default"> <File>dir1/</File> <File>dir2/indata3.csv</File> : </DataFile> |
入力ファイルが名前付きパイプの場合
Windowsの場合
<DataFile InFileType="CSV" SchemaFile="in/schema1.csv" FieldSeparator="default"> <File Type="named-pipe">\\.\pipe\indata1</File> <File Type="named-pipe">\\.\pipe\indata2</File> : </DataFile> |
Linux/Solarisの場合
<DataFile InFileType="CSV" SchemaFile="in/schema1.csv" FieldSeparator="default"> <File Type="named-pipe">in/indata1</File> <File Type="named-pipe">in/indata2</File> : </DataFile> |
注意事項
以下のいずれかの条件を満たす場合だけ、ファイルを2つ以上指定できます。それ以外の場合は1つの入力ファイルしか扱えません。
DataFileタグのSchemaFile属性を指定して、スキーマ情報ファイルから項目名を取得する場合
Fileタグに指定するすべての入力ファイルの見出し行が同一の場合
すべての検索番号にリターン式を指定して、特定の項目だけ返却するようにした場合
ファイル名またはディレクトリ名に特殊な文字を指定した場合の扱いについては “パス名に指定する特殊な文字の扱い”を参照してください。
STDIN(標準入力)とファイル名を組合せて指定することはできません。
複数の入力ファイルに名前付きパイプを指定して並列に処理を実施する場合には、入力ファイルごとに別々の名前付きパイプを指定し、ParallelNum属性を指定してください。
ディレクトリ配下のファイルは、ファイル名でソートされた順番に処理されます。ただし、ParallelNum属性指定時には、順番は保証されません。
抽出処理実行中に、指定されたディレクトリに対してファイルの追加、削除を実施した場合は、そのファイルが本機能に反映されない場合があります。
指定されたディレクトリが存在しない場合には、異常終了します。
指定されたディレクトリ配下にファイルが存在しない場合、または、処理すべきファイルが存在しない場合には、異常終了します。(ディレクトリが複数指定されていて、1つのディレクトリ配下にファイルが存在しなくても、他のディレクトリ配下にファイルが存在すれば、異常終了しません。)
指定されたディレクトリ直下のファイルだけが処理対象となります。サブディレクトリ配下のファイルは対象としません。
ディレクトリ配下の内容が以下の場合は、異常終了します。
名前付きパイプが存在する
Data Effectorとして処理対象外のファイルが存在する
参照
処理対象のファイルの種類については、“導入・運用ガイド”の“処理対象ファイルの種類”を参照してください。
タグの親要素
親要素は、以下のいずれかとなります。
DataFileタグ
タグの子要素
ありません。