xml_convert関数は、項目参照で示される文字列をXMLテキスト表現形式に変換します。
連結機能のリターン式に出力形式が指定されたときだけ、本関数が指定できます。
xml_convert関数の書式を以下の図に示します。
図4.35 xml_convert関数の書式

特殊記号「<,>,”,’,&」を実体参照文字列に変換します。
変換規則を以下に示します。
入力データの特殊文字  | 変換後の実体参照文字列  | 
|---|---|
<  | <  | 
>  | >  | 
&  | &  | 
'  | '  | 
"  | "  | 
参照
項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
実体参照については、“導入・運用ガイド”の“実体参照の扱い”を参照してください。
変換が正常に動作した場合は、文字列を返します。
$内容をXMLテキスト表現形式に変換する場合
xml_convert($内容)
入力データ:これは"データ"です。
結果データ:これは"データ"です。
$メモをXMLテキスト表現形式に変換する場合
xml_convert($メモ)
入力データ:<A>'B
結果データ:<A>'B
ポイント
変換せずに入力データをそのまま出力したい場合は、ListDefパラメタに“asis_text関数”を指定します。
asis_text関数の利用方法については、“導入・運用ガイド”の“特殊な文字を含んだデータを出力する”を参照してください。
asis_text関数の仕様については、“1.3.2 連結条件ファイル”の“ListDef” を参照してください。