[スナップショット]画面を利用して、仮想サーバのスナップショットの採取およびリストアができます。
サーバ仮想化ソフトウェアがVMware、Hyper-V、およびCitrix XenServerの場合に、サポートしています。
サーバ仮想化ソフトウェアが、Citrix XenServerの場合、スナップショットの採取の際は、対象の仮想サーバが停止している必要があります。
リストアするには、対象の仮想サーバが停止している必要があります。
また、スナップショットの採取は、最大3世代までの世代管理となっています。それ以上の世代のスナップショットを採取する場合は、一番古い世代のスナップショットが削除されます。
3世代を超えるスナップショットを採取する必要がある場合は、システム運用管理者に連絡してください。
注意
仮想サーバを、仮想サーバが動作しているディスクデバイス以外のディスクデバイスまたはテープデバイスにバックアップする場合には、サーバ仮想化ソフトウェア上の仮想サーバのバックアップに対応したバックアップ製品を使用してください。
スナップショットが存在しているサーバでは、NICの追加・削除はできません。NICを追加・削除する場合は、スナップショットをすべて削除してください。
作成済みのスナップショットが、削除していないにもかかわらず、[スナップショット]画面に表示されない場合には、システム運用管理者に連絡してください。
スナップショットの採取
スナップショットを採取するには、以下のように操作します。
[サーバ一覧]画面を表示させます。
表示方法は、「8.3.1 L-Platformの表示形式」を参照してください。
または、[L-Platform詳細]画面を表示させます。
表示方法は、「8.3.2 L-Platformの詳細情報の表示」を参照してください。
[サーバ一覧]画面で、対象サーバのアクションで[スナップショット採取]を選択、または、[L-Platform詳細]画面で、対象サーバの[スナップショット]ボタンをクリックします。
表示された[スナップショット]画面で[スナップショット採取]ボタンをクリックします。
ポップアップ画面が表示されるので、128文字以内(<,>,&,',",%,\,制御文字は指定不可)でコメントを入力します。
対象サーバがRHEL-KVM管理の場合、半角英数字、記号(<,>,&,",',%,\は入力不可)で入力します。
入力したコメントは、スナップショット一覧に表示されます。
[スナップショット採取]ボタンをクリックすると、スナップショット採取が開始されます。
スナップショットのリストア
採取したスナップショットをリストアするには、以下のように操作します。
対象のスナップショットにある[]ボタンをクリックしてリストアします。
リストアを実行を確認するメッセージボックスが表示されるので、[OK]ボタンをクリックすると、スナップショットのリストアが開始されます。
ポイント
採取したスナップショットを削除する場合は、スナップショット一覧から対象のデータの[]ボタンをクリックします。
スナップショットを採取する際のディスク容量と概算料金は、概算料金の表示機能が有効に設定されている場合にだけ表示されます。