本製品でVMware NSXを利用する場合のL-Platform構成の設計について説明します。
VMware NSXを利用する場合のL-Platformは以下のような構成になります。
図2.2 L-Platform構成
本製品でのL-Platform配備により、L-Platformテンプレートに指定されたセグメントに対してL-Serverを自動作成されます。その他の、NSX EdgeやVMware NSXのネットワーク(VMware NSXの論理スイッチ)、ファイアーウォール、ロードバランシング設定、セキュリティグループ設定などは、すべて事前設定されたものを利用することになります。
図2.3 L-Platform配備によるL-Serverの自動作成
なお、L-PlatformでVMware NSXが提供するファイアーウォール機能やロードバランシング機能を利用することはできますが、これらを本製品から管理することはできません。
このため、L-Platformテンプレートの作成時には、以下のように、ファイアーウォールやロードバランサーを含まない構成として作成する必要があります。
図2.4 L-Platformテンプレートの構成