Linuxマネージャーで内蔵ディスクブートかつSANデータ環境の管理対象サーバを管理する場合、V3.1まではブートエージェントの変更は不要でした。
緊急修正を適用したV3.1.1/V3.1.1Aの場合で、以下の構成に該当する場合、イメージ操作前にブートエージェントの変更が必要です。
内蔵ディスクブートかつSANデータ環境でSANデータが物理WWNまたはVIOMで構成されている環境
旧版からアップグレードを行った場合に、ブートエージェントの変更を行わないと、アップグレード前に正しく動作していたイメージ操作が、データディスクに対して処理を実行する場合があります。またはイメージ操作がエラーになります。
以下のコマンドでブートエージェントをDR-DOSに変更してから、イメージ操作を行ってください。
#/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm server set -name physical server -attr bootagt=dos <RETURN>