本製品を使用する場合、以下のハードウェア条件を満たす必要があります。
サポート機種については、FUJITSU Software ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照してください。
物理L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件
物理L-Serverとストレージ装置を接続する場合、使用できるストレージ装置は以下のとおりです。
ハードウェア | 備考 |
---|---|
ETERNUS DX8900 S3 | 以下の装置の場合、本製品でシン・プロビジョニングが利用できます。
以下の装置の場合、本製品でディスクリソースを作成する際に、LUNにディスクリソース名に基づいたエイリアス名を設定可能な場合は設定します。
上記以外のETERNUSでは、エイリアス名は従来通りETERNUS側で設定される初期値が設定されます。 以下の装置の場合、LUNにエイリアス名が設定されている場合はエイリアス名を表示します。
以下の装置の場合、本製品でダイナミックLUNミラーリングが利用できます。
以下のオプションの対象になる装置の場合、本製品でストレージ自動階層制御が利用できます。
以下の装置の場合、ETERNUS SF Storage CruiserマネージャーにIPv4形式のIPアドレスで装置を登録する必要があります。
|
ETERNUS4000シリーズ | モデル80、モデル100はサポートしていません。 |
ETERNUS2000シリーズ | LUNにエイリアス名が設定されている場合はエイリアス名を表示します。 |
NetApp FAS6000 シリーズ | Data ONTAP 7.3.3以降 |
EMC CLARiX CX4-120 | SPにNavisphere ManagerおよびAccess Logixがインストールされている必要があります。 |
EMC Symmetrix DMX-3 | SPにVolumeLogixがインストールされている必要があります。 |
FalconStor NSSが動作するStorage Server | FalconStor NSSの動作が保証されているサーバであれば機種は問いません。
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FalconStor NSSが動作するStorage Serverに接続するストレージ装置 | FalconStor NSSの動作が保証されているストレージ装置であれば機種は問いません。 |
FalconStor NSSが動作するStorage Serverに接続するファイバーチャネルスイッチ | FalconStor NSSの動作が保証されているファイバーチャネルスイッチであれば機種は問いません。 |
本製品がストレージ装置に対して設定した内容を、ストレージ管理製品を使用して、変更または削除しないでください。
物理L-Serverとストレージ装置を接続する場合、使用できるファイバーチャネルスイッチは以下のとおりです。
ハードウェア | 備考 |
---|---|
Brocade series | - |
PRIMERGY BX900 ファイバーチャネルスイッチブレード | ブレードサーバでファイバーチャネルカードの情報が取得できないMMBファームの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードは以下のコネクションブレードに接続してください。
MMBファームの詳細は、「設計ガイド CE」の「D.3.1 ストレージ環境の決定」を参照してください。 |
PRIMERGY BX400 ファイバーチャネルスイッチブレード | ブレードサーバでファイバーチャネルカードの情報が取得できないMMBファームの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードは以下のコネクションブレードに接続してください。
MMBファームの詳細は、「設計ガイド CE」の「D.3.1 ストレージ環境の決定」を参照してください。 |
仮想L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件
仮想L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件は、以下を参照してください。
【VMware】
「設計ガイド CE」の「E.1.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Hyper-V】
「設計ガイド CE」の「E.2.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Xen】
「設計ガイド CE」の「E.3.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【OVM for x86 2.2】
「設計ガイド CE」の「E.4.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【KVM】
「設計ガイド CE」の「E.5.3 ストレージの事前準備(SAN構成)」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Solarisゾーン】
「設計ガイド CE」の「E.6.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【OVM for SPARC】
「設計ガイド CE」の「E.7.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【Citrix Xen】
「設計ガイド CE」の「E.8.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
【OVM for x86 3.x】
「設計ガイド CE」の「E.9.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。
ネットワークの簡易化機能を利用する場合のネットワーク機器のハードウェア条件
ネットワークの簡易化機能を利用する場合、使用できるLANスイッチブレードは以下を参照してください。
物理L-Server
「導入ガイド CE」の「7.3.1 ネットワーク自動設定」
仮想L-Server
「導入ガイド CE」の「8.2.4 ネットワークの自動設定」
「導入ガイド CE」の「8.3.4 ネットワークの自動設定」
ハードウェア | バージョン | 機能 | |||
---|---|---|---|---|---|
状態監視 | ネットワークデバイスへの自動設定 | ネットワーク機器設定用ファイルの管理 | |||
L2スイッチ (注1) | Fujitsu SR-X 300 series | V01以降 | ○ | ○ | ○ |
Cisco Catalyst 2900 series | IOS 12.2以降 | ○ | ○ | ○ | |
Cisco Nexus 5000 series (注3) | NX-OS V5.2 | ○ | ○ | ○ | |
Brocade VDX 6710 series | NOS 2.0以降 | ○ | ○ (注4) | × | |
イーサネット・ファブリック | Fujitsu PRIMERGYコンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2) (注5) | V01.00以降 | ○ | ○ | × |
Fujitsu コンバージドファブリックスイッチ (注5) | V01.00以降 | ○ | ○ | × | |
Brocade VDX 6710 series | NOS4.0以降 (注7) | ◯ | × | × | |
ファイアーウォール (注2) | Fujitsu IPCOM EX IN series | E20L10以降 | ○ | ○ | ○ |
Fujitsu IPCOM VA LS series | E20L21NF0301以降 | ○ | ○ (注8) | ○ | |
Fujitsu NSアプライアンス (注9) | - | ○ | ○ | ○ | |
Cisco ASA 5500 series (注10) | ASASoftware-8.3以降 | ○ | ○ | ○ | |
サーバロードバランサー (注2) | Fujitsu IPCOM EX IN series | E20L10以降 | ○ | ○ (注11) | ○ |
Fujitsu IPCOM VA LS series | E20L21NF0301以降 | ○ | ○ (注12) | ○ | |
Fujitsu NSアプライアンス (注9) | - | ○ | ○ | ○ | |
F5 Networks BIG-IP Local Traffic Manager series | BIG-IP V11.2 | ○ | ○ | ○ | |
管理ホスト | Fujitsu IPCOM VX series | E10L11以降 | ○ | × | × |
○:利用できます。
×:利用できません。
注1) 以下の場合、L2スイッチは必ず必要になります。
ファイアーウォールとラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの間にL2スイッチを配置する場合
ファイアーウォールとLANスイッチブレードの間にL2スイッチを配置する場合
ファイアーウォールとサーバロードバランサーの間にL2スイッチを配置する場合
サーバロードバランサーとラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの間にL2スイッチを配置する場合
注2) L-Platformでファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを配置する場合に必要です。
注3) Nexus 5000 seriesに、ファブリックインターフェース接続されたNexus 2000 series(Nexus B22 Blade Fabric Extenderを除く)は、Nexus5000seriesの一部(module相当)として扱われます。
注4) 自動設定および運用操作を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
注5) 動作モードとしてネットワークモードとホストモードをサポートします。
注6) 100GbE ポートは表示できません。
注7) NOS4.1.2acは未サポートです。
注8) サンプルスクリプトは、E20L30NF0201以降のバージョンで対応しています。また、IPCOM VA SC seriesについては、自動設定を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
注9) ハードウェア製品ではなく、ソフトウェアアプライアンス製品となります。
本ソフトウェアアプライアンス製品が動作可能なハードウェア環境については、「NSオプション 説明書」の「1.4 ハードウェア環境」を参照してください。
注10) Cisco ASA5505については、未サポートとなります。
注11) IPCOM EX LB seriesについては、自動設定および運用操作を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
注12) サンプルスクリプトは、E20L30NF0201以降のバージョンで対応しています。また、IPCOM VA LB seriesについては、自動設定および運用操作を行うためのサンプルスクリプトは提供していません。定義設定を行うために必要なルールセットの作成が必要です。
その他に、管理LANのネットワークをテナント単位に分離する場合、L3スイッチが必要です。