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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 解説書
FUJITSU Software

5.2.2 ネットワークの可視化(ネットワークビューア)

本製品では、ネットワークを可視化できるネットワークビューアを提供します。

5.2.2.1 ネットワークビューア(Express/Virtual Edition)

サーバ、スイッチなどの物理ネットワークとVLANやサーバ仮想化ソフトウェア内の仮想スイッチにより仮想化された論理ネットワークを対応付けて表示します。

構築時のネットワーク設定を簡単に確認できます。

また、結線状態やスイッチのポート状態を確認できるため、ネットワーク異常によるサーバ運用への影響を簡単に調査できます。

図5.3 ネットワークビューア(Express/Virtual Edition)

5.2.2.2 ネットワークビューア(Cloud Edition)

サーバ、ネットワーク機器、VLANや仮想スイッチで構成される物理・仮想ネットワークと、L-PlatformとL-Server内の論理ネットワークを対応付けて表示します。

構築時や運用時のネットワーク設定を簡単に確認できます。

結線状態やスイッチのポート状態を確認できるため、ネットワーク異常によるサーバ運用への影響を簡単に調査できます。

L-Platform、L-Serverとリソースとの対応確認ができるため、物理・仮想ネットワークの障害発生時における論理ネットワークへの影響を簡単に確認できます。

図5.4 ネットワークビューア(物理マップ)(Cloud Edition)

図5.5 ネットワークビューア(論理マップ)(Cloud Edition)

5.2.2.3 影響範囲の可視化と予測(Virtual Edition/Cloud Edition)

サーバやスイッチの故障によるネットワーク異常が発生した場合、影響範囲表示用データを作成することで、故障の影響を受けるサーバやスイッチを表示します。
ネットワーク異常の影響を受けているL-Platformや利用者を簡単に把握できます。

事前に作成しておいた影響範囲表示用データを利用して、任意のサーバやスイッチが停止した場合の影響範囲を確認できます。
これにより、サーバやスイッチをメンテナンスする際に影響を受けるL-Platformや利用者を予測できます。

図5.6 解析モード - 影響範囲表示用データ

図5.7 解析モード - リソース状態変更

図5.8 解析モード - リソース状態変更後の影響範囲表示用データ